百二十九話 封じられる視力
「これが神が作った剣の力か……」
ブラックバスはそう思った。
「すごいなー!!敵の剣を破壊した!!」
颯はそう言った。
「その剣やばいな……ん?」
爽はそう思った。爽は海の様子が違うことに気付いた。
「もしかして…あの剣を握ると意識が飛ぶ…?」
爽はそう思った。
「そしたら…本気出すか…」
ブラックバスはそう言うと、爽に付いてる束縛の剣を手にした。
「ズバッ!」
爽はブラックバスに斬られた。
「うっ…!」
爽は斬られてそう叫んで倒れた。
「爽!!」
颯はそう叫ぶと、ブラックバスに向かって無数の風の刃を放ったがブラックバスは全てかわした。
「またかんでやる!」
潮はそう思うと、ブラックバスの前に土で出来た口しかない顔を出したがブラックバスはよけた。
「よ…避けられただと…!」
潮は驚いてそう言った。
「羽根がなく空中から魔法を出す者はどうするか…」
ブラックバスはそう思いながら颯を斬った。
「颯!!」
潮はそう叫んだ。颯は倒れた。
「うぅ……」
海は苦しみながらブラックバスに向かって来た。
「ズバッ!」
海は斬られて倒れた。
「………」
ブラックバスは倒れた海を見つめた。
「くそ…!あと我じゃないか!!」
潮は心の中でそう言った。
「う…う…う…」
海は小さい声で苦しそうにそう言って立ち上がった。
「……哀れな少年だな。」
ブラックバスは海にそう言うと、ブラックバスは右手に魔力を込めて海の顔を掴んだ。
「失明の気分にさせてやる。」
ブラックバスは海にそう言うと、海の顔を持ち上げて海を投げて壁に激突させた。
「チビだが羽根なく空中に魔法を出す…羽根をもがれた妖精と言うことか。」
ブラックバスはそう言った。
「おい!!我がチビだと!!」
潮はブラックバスにそう言った。
「あぁ…それは悪かった…だがお前はなんだ…?」
ブラックバスは潮にそう訊いた。
「し…知るか!どうでもいいだろ!!」
潮はブラックバスにそう言った。
「まぁいいか…お前も斬る。」
ブラックバスは潮にそう言った。
「ちょっと待ちなさい!!」
ブラックバスはサギフエの声を聞いて振り向くと、サギフエとライノとバケダラとムベンガが動けるよになっていたことが分かった。
「良くも颯を…!絶対許しません!」
ムベンガはブラックバスにそう言った。
「颯だけ?」
ライノはムベンガにそう言った。
「……この4人はクマノミが離れて絶対服従が効かなくなったか。」
ブラックバスはそう思った。
「ん?」
ブラックバスは後ろに人の気配が急に来てそう呟いた。
「ギィン!!」
バケダラはブラックバスの後ろから剣で斬りかかったが、ブラックバスは気付いて受けた。
「ギィン!!ギィン!!」
ブラックバスとバケダラは斬り合った。
「うっ!!」
バケダラはブラックバスに斬られて倒れた。
「次は私が相手よ!!父の仇を討ってやるわ!!」
サギフエはブラックバスにそう言った。
「お前は殺さない。キュウリの娘よ。」
ブラックバスはサギフエにそう言った。