百 十七話 爽&海VS.1000人超の犯罪者ども
「うおぉぉぉ!!!」
周りの2000は叫んで、20人は中央付近に向かって行った。
「この人達……中々見つからない犯罪者だ…」
バケダラはそう言った。
「なるほどね…」
サギフエはそう言った。
「ずっとここにいるとしたら…2000人と相手しないといけないのか…」
凪はそう言った。
「爽!!相手の大将倒すまで死ぬな!!」
颯は爽にそう言った。
「言われなくても分かってるよ!」
爽はそう言うと、敵を何人も毒をまとった拳で殴って吹っ飛ばした。
「うげっ!!」
爽に殴られた者は倒れた。
「こっちも来た!!」
潮はそう言った。
「颯を守るぞ!」
ライノはそう言った。
「うわっ!!」
突然爽はそう叫ぶと、中央付近に飛ばされた。
「大丈夫か爽!?」
颯は爽を心配してそう言った。
「男の心配はいらねぇから!」
爽はそう言った。
「やっぱり無茶じゃない?爽!戻って!」
サギフエは爽にそう言ったが、爽は中央から離れてたくさんの敵を攻撃しに行った。
「聞こえてない…」
サギフエはそう呟くと、目の前の敵を氷の剣で攻撃した。
「ぐわっ!」
爽はそう叫ぶと、再び中央付近に吹っ飛ばされた。
「爽!中央にいなさい!」
サギフエは爽にそう言った。
「大丈夫!20人は倒したから!」
爽はそう言った。
「お前、遅いんだよ。」
海は爽にそう言うと、爽の前に立った。
「俺が敵の大将を倒す。お前じゃ無理だ。」
海は爽にそう言うと、敵を1人倒した。
「俺じゃ無理だと…?なんでだ?」
爽は海にそう訊いて、2人倒した。
「理由などどうでも良いだろう。とにかくお前は中央で颯を守れ。」
海は爽にそう言うと、3人倒した。
「だから俺は男を守るとか嫌なんだって!」
爽は海にそう言うと、4人倒した。
「じゃあもう何も言わないが…足手だけは止めてくれ。」
海は爽にそう言うと、5人倒した。
「誰が足手まといになるかっ!!お前が足手まといになるなよ!!」
爽は海にそう言うと、10人倒した。
「俺はない。」
海は爽にそう言うと、20人倒した。
「ドカッ」
海の肩と爽の肩がぶつかった。
「お前あっち行け!!」
爽は海にそう言って、50人倒した。
「俺はここを動かない。お前があっち行け。」
海は爽にそう言うと、50人倒した。
「………」
爽は100人倒した。
「………」
海は100人倒した。
「ドカッ」
海と爽の肩はぶつかった。
「邪魔!!」
海と爽はそう言った。
「いや……あの〜……」
海と爽の足元からそう声がした。
「俺大将のヤツメです……参りました……」
海と爽の足元にいる男はそう言った。
「え…?いつの間に?」
爽は驚いてそう言った。
「こいつ倒したのは……俺か?」
海はそう言った。
「いや俺だろ!多分!」
爽はそう言った。
「いや〜海!爽!良くやった!!」
颯は海と爽にそう言った。
「海と爽が争うと凄いわね。」
サギフエはそう言った。
「ふっ……お前らは……20階からでいい……」
ヤツメはそう言った。
「上に行けば行くほど……快適な住まいが約束されるが…強くなる。お前らがどこまで行けるか…楽しみだな…」
ヤツメはそう言うと気絶した。
「良く生き残ったな!!」
海と爽の目の前にタナゴが現れてほう言った。
「あの人長官ではないか?」
潮はそう言った。
「ではお前らにこれからのことに付いて説明しよう。」
タナゴはそう言った。