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引っ込み思案な神鳥獣使い ―プラネット イントルーダー・オンライン―  作者: 古波萩子
01 オープンベータ版『プラネット イントルーダー・ジ エンシェント』再始動編
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第3話 ローカルルールの洗礼と初めてのフレンド

 ツカサが振り返ると、高い位置にある光の先に鮫肌で鮫を連想する顔をした人間が立っていた。彼が立っている場所が暗闇の出口らしく、ツカサのところから階段が上へとのびている。



《チュートリアルを開始します。まず、ゲームキャラクターに向かって「種人のツカサ」と名乗ってみましょう》



「たっ、たねびとのツカサですっ……!」

「種人がなんでこんなところに……。上がって来いよ。俺は見ての通り、海人のクラッシュさ」

「うみびと……」


(サメっぽい顔……ちょっと怖い。ゲームのキャラクターも、現実の人と話すのと変わらない感じだ。凄く自然)



《ゲームキャラクターには好感度があります。好感度はプレイヤーの言動で変化していきます。

 メインストーリーに関わる主要キャラクターの好感度は、直接ストーリー進行に影響を与えませんが、キャラクター達の態度や呼び方が好感度によって違ってきます。

 なお、メインに関わらないサブクエストは好感度によって発生したり、ストーリーが分岐します。あなただけの結末をお楽しみ下さい》



 ブラウザ画面の説明を横目で読みながら、階段を上がって外に出る。

 そこは小さな島だった。どうやら地下へと穴が開いている形の洞窟にいたらしい。


 ツカサはクラッシュを背伸びして見上げた。背格好が大きいとそれだけで迫力がある。

 クラッシュの瞳に映るツカサは、シンプルな麻のシャツとズボンの格好で、腰にはロープのようなベルトに木彫りの紋章を引っかけている。

 クラッシュはその紋章を見て、ニコッと人なつっこい笑みを浮かべた。


「ネクロアイギス王国の民か。どうやってこの島に?」

「えっと」


 ツカサが言葉に詰まると、シャキン! という音が鳴って《サーチ会話アシスト》という文字画面がクラッシュの顔の横の空中に現れた。



《サーチ会話アシスト!》

《『船が難破してここにたどり着いた』(定型例)》



「ふ、船がなんぱしてここに……」

「ああ、昨日の嵐か。無事で良かったじゃないか! さあ、俺が自国まで送っていってやるよ」



《今のように時折〝サーチ会話アシスト〟がキャラクターとの会話中に発生することがあります。定型例通りの内容を話せば、正常にストーリーを進行できます。発生の際は、積極的にご利用下さい》



(教えてくれるんだ。親切……)


 クラッシュの小舟に乗せられて海を渡る。潮風の匂いやたまにかかる水しぶきのリアルさに驚いた。「俺は漁師なんだ。昨夜の嵐が終わってみたら、あんな小島が現れていたんで上陸してみたって訳さ」というクラッシュの言葉を聞きながら海岸に到着する。


 ――《ネクロアイギス王国》――とツカサの目の前に地名の文字が浮かんで消えた。


 「それじゃあ、元気でな」とクラッシュは明るい別れの挨拶をして船を漕ぎだし、再び海原へと去って行った。

 ツカサは海岸の小さな桟橋に取り残される。すると足下に矢印と点線が現れた。促されるまま、それをたどって歩き出す。海岸沿いにそびえ立つ大きな城壁に小さな出入り口があり、矢印はそこへと続いていた。

 漁師とおぼしき人達と共に出入り口をくぐって、ツカサはついに街へと踏み入れる。



《称号【深層の迷い子】を獲得しました》



《ステータスに「称号」が解放されました》


《称号とは何かを成した際に与えられる特別な通り名や栄誉のことです。変化していく名称と、固定の名称があります。持つ称号によってはゲームキャラクター達の態度が変わります。ひょっとしたらステータスに関与する称号も……?》

《称号は他のプレイヤーにオープンにされているステータス情報です。メニューの詳細設定で、フレンドのみに公開する〝フレンド閲覧可称号〟や全てのプレイヤーに秘匿する〝非公開称号〟に設定出来ます。

 しかしメインストーリーの称号と、PVPの称号、プレイヤーの殺害や犯罪行為による称号は非公開に設定することは出来ません》



□――――――――――――――――――□

名前:ツカサ

人種:種人擬態人〈男性〉

所属:ネクロアイギス王国

称号:【深層の迷い子】(New)


フレンド閲覧可称号:無し

非公開称号:無し


職業:神鳥獣使い LV1

 HP:10 

 MP:100

 VIT:1

 STR:1

 DEX:5

 INT:6

 MND:10


 スキル回路ポイント〈0〉


◆戦闘基板

◇採集基板

◇生産基板

□――――――――――――――――――□



 試しに非公開設定を確かめてみる。【深層の迷い子】はメインストーリーの称号のようで強制公開の項目にあった。『物語の始まりの街に入ったために獲得した称号』と解説されている。



《戦闘準備をしましょう! 現在のあなたは、職業を偽称している状態で戦闘が出来ません。選んだ職業のギルドが街にあります。対応した職業ギルドに向かい、【戦闘基板】を取得して下さい。地図の「!」マークがチュートリアル終了地点です》

《サブ職業として、別の戦闘職業にも就けます。サブ戦闘職業は最大2つまでです。

 他にギャザリングが出来る【採集基板】、クラフトが出来る【生産基板】があります。採集職業と生産職業は制限なく全てのギルドに所属することが可能です。様々なギルドを訪問してみましょう》



 視界の左上に小さな地図が表示された。緑の点はツカサだ。青色の「!」の表示に向かって歩き出す前に、改めて辺りを見渡した。

 出入り口付近に立つツカサから少し距離を隔てた先に、1人の甲冑の男性が立っている。通り過ぎる漁師の人達が頭を下げる様子から見て、この出入り口の門番の衛兵――いや、騎士なのかもしれない。

 見ていると目が合った。慌ててツカサも頭を下げる。

 彼はさわやかに笑って言った。


「ここはネクロアイギス王国だよ」

「あ、は……初めまして、こんにちは!」


 勇気を振り絞って挨拶をした。ゲームキャラクターでも声をかけるのにとても緊張する。


「ここはネクロアイギス王国だよ」

「!?」


 挨拶は返ってこなかった。現地名を教えてくれるためだけにいるゲームキャラクターのようである。

 ツカサは恥ずかしくなって顔を真っ赤に染めると「お、教えてくれてありがとうございます……」とお礼を告げて、足早に退散することにした。



《初めてあなた以外のプレイヤーと遭遇しました》

《他のプレイヤーについて解説します。ゲームキャラクターと区別するために、プレイヤーには頭上に名前が表示されます。

 青色ネームが通常のプレイヤー、黄色ネームがPVPのプレイヤー、赤色ネームがPK及び犯罪値累積中のプレイヤーです》

《なお、動画やSSを撮影する際に、ネーム表示は自動的にイニシャル表記となります。フルネーム表記にしたい場合は詳細設定から変更して下さい》



「え!?」


 突然目の前に出たブラウザの解説に驚いて、勢いよく先ほどの騎士に振り返った。

 彼の頭の上には、確かに赤色で『NPC』という名前が浮かんでいた。紛れもなくプレイヤーである。


(ど、どういうこと……?)


 ぽかんとしながら見つめていたら、再びこちらを見たNPCが先ほどと同じようにニコリと爽やかに笑う。


「ここはネクロアイギス王国だよ」

「……あ、ありがとうございます……」


 NPCが変な手の振り方をしてツカサを見送ってくれる。戸惑いつつも手を振り返して、その場を気持ち急ぎ足で離れた。


(本当になんだったんだろう……。あの人にとって何か意味があるのかな……?)


 ふと、視界の左端っこにある文字で一連の流れを記して記録している別のブラウザの文字が目に留まった。



 NPCエモート:ツカサの頭を撫でた。



「?! えっ!?」


(エモートって何!? 僕、あの人にどうして撫でられたの!?)


 メニューを見ると、エモート一覧というものがあった。説明によると『自動的ジェスチャーで感情を表現するもの』で、感情表現が苦手な人のための補助的表現ツールらしい。

 先ほどのNPCの変な手の動きが撫でるエモートだったようだ。改めてあの動きを思い返すと、確かに人の頭を撫でている仕草だった。ツカサの身長が小さくて子供みたいだからだろうか。でも見知らぬ人にされるとちょっと怖い。


 胸中の動揺がなかなか収まらず、身体を縮めてレンガで舗装された道を歩く。そうこうしているうちにレンガ造りの西洋風の建物の前へとたどり着いた。地図で「!」のつく場所だ。入り口には鳥のレリーフ、その両横には見たこともない鳥の銅像がある。扉はない。


 ――《神鳥獣しんちょうじゅう使いギルド》――と文字が浮かんで消えた。


 中へと入って直ぐの対面にカウンターがあり、座っていた受付の女性が立ち上がる。


「神鳥獣使いギルドへようこそ。当ギルドに所属なさいますか?」

「はっ、はい」

「かしこまりました。こちら神鳥獣使い見習いに支給される初心者教本と見習いのローブです。では、この魔水晶に触れて下さい。あなたの魔力を鳥として視認出来るように具現化させてくれます」


(魔力? 本物の鳥じゃないんだ)


 魔水晶というものにはカラフルな鳥の羽根が中に入っていて、虫が閉じ込められた琥珀に似ている。ツカサはそっと魔水晶に手を触れた。《ランダム》を選んだため、どんな鳥が出てくるのかも楽しみだ。


「……あら。変ですね、反応がないです。他の魔水晶を取ってきますから少しお待ち下さい」


 女性が席を立った瞬間、シャランッ! と綺麗な音が鳴った。



《魔水晶の解析が完了しました。神鳥獣使いの【基本戦闘基板】を取得しました》

《称号【神鳥獣使いの疑似見習い】を獲得しました》



(あれ、今取得した? 解析、って……。プレイヤーってどういう立ち位置なんだろう。魔法がある世界なのに何だか機械的な表現?)


 自分のキャラクターが謎に包まれている。これがこのゲーム世界の根幹なのだろうか。

 女性が奥から新しい魔水晶を持って来る。ツカサが触れると、ふわりと柔らかい光がツカサの身体から舞い上がり、鳥の形へと変化した。


「おめでとうございます。それがあなただけの魔力の結晶体、神鳥獣ですよ」


 光が収まると、ツカサの身体ほど大きな鳥が隣に並んでいた。その巨大さに目を丸くする。

 黒いくちばしに濃い青色の顔と背中、おなかの辺りは白い羽という鳥の外見を目にして、ツカサは自然と笑顔になった。


「オオルリだ」


 山中で何度も美しい鳴き声を聴いたことがある。山の警備ロボットの狸のポコポコさんが、どんな鳥なのか尋ねた征司にその場で鳥のホログラムを見せてくれたことがある。大きさ以外は、まさにその姿そのものだった。

 希望していた山の野鳥が出て来てとても嬉しい。ほくほくしながら女性から渡されるアイテムを受け取り、『神鳥獣使いギルド初心者教本』は所持品に、見習いローブは装備する。着るとMNDが+1された。



 神鳥獣使いギルドから出る。外に出た途端、ツカサの足が動かなくなった。

 驚くツカサの前に、黒い長髪を後ろで結び、黒いケープを白いローブの上に羽織った性別不詳の綺麗な人がやって来る。その人物は青い瞳を伏せ、胸に手をあてツカサに頭を下げた。

 そして、すっと片手をツカサへと差し出す。手のひらの上には白い羽がある。たちまちその白い羽は雪のように溶けて消えた。黒髪の綺麗な人は悠然と微笑み、立ち去っていく。

 姿が見えなくなって、ツカサはようやく動けるようになった。



《【特殊戦闘基板〈白〉】を取得しました》


《称号【カフカの貴人】を獲得しました》



《ステータスの基板について説明をします。

 基板にはスキルが刻まれます。そのスキルを解放して使うためには、スキル回路ポイントが必要です。通常、ポイントはレベルを上げることで得られます。

 【戦闘基板】には、【基本戦闘基板】と【特殊戦闘基板】が存在します。【特殊戦闘基板】は条件を満たすことで得られる特別なものです。

 ただし、回復職のヒーラーのみ武器が変更されないため【特殊戦闘基板〈白〉】を自動取得となっています》

《これにてチュートリアルを終了します。これからも新しい要素を解放した際に解説は登場しますのでご安心下さい。また解説が不要の方は、メニュー詳細設定より解説機能オフにチェックを入れて下さい》



(今の不思議な人との出会いもイベントだったんだ)



《称号【五万の奇跡を救世せし者】を獲得しました》

《称号の報酬として、通貨50万G、スキル回路ポイント5、人種初期値最小の数値に+5付与の効果を手に入れました》



 その瞬間、パチパチパチパチ! という拍手喝采に、パァン! というクラッカーを鳴らした音が湧く。紙吹雪まで舞った。


「え?」


 思わず、驚きの声が出た。

 慌ててステータス欄を見れば、VIT1とSTR1が6になって、VITが反映されるHP10がHP60に変わっている。所持金も50万Gと表示されていて目が点になった。

 称号の説明には『おめでとうございます! あなたはちょうど5万人目のプラネットイントルーダー新規登録者です!! 本当に、本当によく登録して下さいました。ありがとうございます……』と記載されていた。


(これって、来園者何万人目! ってお祝いされているニュースを見たことあるけど、あれ……かな?)


 嬉しいけれど、少々恥ずかしい。非公開にしようと思ったら、この称号は強制公開だった。

 その事実に肩を落としたツカサを、オオルリが首を傾げて見つめてくる。これがまた可愛い。

 ツカサはオオルリの首元をそっと撫でる。ふかふかしていた。


「街中で召喚デカいまま出してんじゃねぇよ!」


 唐突に、通りすがったプレイヤーに大声で怒鳴られ、ビクリと身体を震わせた。

 怒鳴った人物はツカサに怒った声を上げたのにも関わらず、何故か嫌らしく口角を上げてニヤニヤしながらわざわざ立ち止まる。


「迷惑行為なんですけどーぉ? ハラスメントで通報しますね」

「!? す、すみませ……」

「さっさとしまうか、街から出ろよ」


 ツカサは追い立てられて逃げるように近くの大きな城門から外へ出た。更に城門からも距離を取る。

 心臓がバクバクと鼓動していた。見知らぬ人にいきなり怒られて恐ろしかった。姿が見えなくなっても、まだあのプレイヤーが門の傍で見張っているように思えて、街中には怖くて再び戻れる気がしない。


(どうしよう……どうしたらいいんだろう……)


 『デカいまま出すな』と怒られた言葉を思い出す。ひょっとしたらオオルリの大きさを変えられるのかもしれない。

 不意に、遠方からツカサの方へと歩いて来る人影に気付いた。頭上に『雨月』と名前があるからプレイヤーだ。

 雨月という名の青年は、銀色のポニーテールと漆黒の長いジャケットを風にはためかせて、右手には紅く光る長剣を、左手にはクロスボウを持っている。凄く雰囲気のあるプレイヤーだ。

 彼は紅い瞳でじっとツカサの姿を捉えているように思えた。

 逃げ出したくなったツカサだが、彼の名前が黄色だったことで踏みとどまる。


(黄色はPVPの人だ。違いはよくわからないけど、とにかくPKの人じゃない……よ、よぉし!)


「は、初めまして……! あっ、あのすみません! この子を――その、神鳥獣の大きさの変え方を知っていたら教えて下さいませんか? 街で怒られてしまって!」


 ツカサは勇気を出して彼に声をかける。

 すると、雨月の足が止まった。

 ブゥンと右手の長剣が青色に変わる。ツカサは色が変わった長剣に目が惹きつけられた。


「……メニュー詳細設定」

「は、はいっ!?」

「キャラクターコンフィグの召喚設定に、非戦闘時の自動最小化があるからチェックを」

「キャラクター、召喚設定」


 オウム返ししながら、メニューの詳細設定内を探す。


(神鳥獣って召喚なんだ!? 武器だって解説されてたのに)


 ツカサが《街中セーフティエリア及び非戦闘時の自動最小化》をオンにして顔を上げた時には、雨月は長剣を腰のベルトから下げた鞘の中に戻していた。

 ツカサがちゃんと出来たか待っていてくれたようで、慌てて頭を下げる。


「ありがとうございます。助かりました!」

「……大丈夫、か?」

「は、はい。このゲーム、難しいですね」

「始めたばかり……?」

「はい。ついさっき」


 照れ笑いしながら、ツカサはオオルリを撫でる。その姿をじっと見ていた雨月は口元に手をやり、少し思案げに考え込む間があった。それから彼は身を翻す。


《「雨月」からフレンド申請を受けました》


「うげつさん……?」

「――何か、困ったことがあったら……連絡してくれていい」

「わっ、ありがとうございます。えっと僕はツっ、ツカサです。どうぞよろしくお願いします」


 視界の右下の隅に出た《フレンド申請》のアイコンに触れれば、説明が出た。



《フレンドについて解説します。

 フレンドはメールやチャットがフレンド一覧から気軽にでき、互いのログイン状況や現在地、相手のステータスで一部非公開の称号を閲覧することが出来ます。

 仲良くなったプレイヤーにはフレンド申請しましょう。相手が了承すればフレンドになれます》

《また、ブロックリストもあります。こちらは暴言を吐いたり、悪質なプレイや迷惑行為をするプレイヤー名を登録して下さい。相手の了承は不要です。

 ブロックリストに入ったプレイヤーは、あなたの姿が見えなくなります。更にあなたのいるパーティーに入ることも出来ません。

 故意にこのブロックリストを悪用した場合、アカウント停止の処罰の対象になります》



 しっかりと内容を確認してから、ツカサは《フレンド申請》を受ける。フレンドリストに《雨月》が登録された。

 初めてのフレンドに、嬉しくて自然と笑顔になる。再度お礼を言おうと顔を上げたが、雨月はいつの間にかいなくなっていた。

 1人になると、また心細くなってくる。背後の城門を振り返った。


(一旦、時間を置こう。休憩して、それからもう一度街に戻ろう)


 ツカサはログアウトする。フィールドだとログアウトに30秒かかることを知って少々焦った。

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