また
毎日は
繰り返さないってわかってるのに
今日も明日も
繰り返し繰り返し
繰り返している気しかしない
秋がきて
冬が来たら春がきて
過ぎ去っていった夏の気配が
いつの間にか感じられるように
さっき行ったばっかりじゃない
おやまぁあなたもう来たの
そんな言葉を使ってしまう
昨日スーパーで買った梨は
いつもとおんなじ味がして
それは去年買った梨と
同じ品種でおんなじ味で
でも食べてしまっているのだから
この子は去年はどこにもいなくて
今年ここに居ない子は
今年生きられなかった子だ
また繰り返すと言ってしまう
また繰り返すと思ってしまう
同じだと
嫌いだ
そんな君が
ありがとうございました。