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回帰定点 帰郷派
○○
上から押さえられ 跳ね上げる。
下からかち挙げられ 押さえ開く。
開かれては閉じ 閉じられて開く。
動作は 多様なれど 命令は一つ 定点を保持 。
外的要因 様々に彩る。一を多に見せる。
変化多様なのは 触り多様故。
一つ一つを名付くのは誤りの始まり。
誤りの始まりは正しい。 誤りではない。
続いて行けばそうなるとしても。
腐るからといって毒では無い。
○
定点から 離れ た 定点を目指す。
動き入り乱れ 動きの把握怪しく 思考を手放す 帰郷を念じ。
郷を帰すは広軌か か狭軌か
定点への思慕を郷に例えて 気取り
帰を 勧め
つと 戻るのを例えて 回り
郷を 得る
定点への思慕を郷に例えて 懐古 。




