たましい
○○
あの木の枝には魂が在る。
その事については 僕は 認識出来 は しない。
○
魂が それほど 価値があるものなのか 。 街中に有っては 人人人 皆 魂が 宿りうる存在か 宿した存在か かつて宿した存在。
木の枝ばかりの山中にて 魂というのは然程価値があるものなのか。
枝に魂が在る無しで 機能し 繋ぐのに 差が出るのか。
幹から跳ねられた 枝に そんなの 要るのか。
山中に置いては 必要か怪しく。
街中に置いては ありふれて 値崩れ。
半端な 魂持つ枝。
これまで持っていたのか これからなのか あやふやな枝。
そもそも 枝なのか。 細い幹なのか 判然としない。
そもそもヒイラギが
どんなものか 知らない。
ほんとにヒイラギなのか これ。
○
魂が無くとも円滑に機能しうる。
魂を有しても全体の流通を阻害し偏らせ滞らせる。
隔離された区画には魂が詰まっている。 送りに為る。
ムショ帰りに 騙されて テレビを持ち逃げされた。
随分昔の だ。
金をむしられ 騙されたと察知 遅すぎる感覚。
その瞬間に耀きが在る 圧する作用が在る 信じようと させる。
魂の尊さ に 人格や 行いは
無縁なのかもしれないな。
○
魂が無いから 粗末にするなら 魂が在るのも 駄目だ。
きっと 。
無関係でも 不安にさせるんだ。
些細な事柄が。




