関係なく
○○
神々が本物かどうかなんて知ろうとしても無駄だ。
どちらにせよ同じ顔で眺め 同じ言葉を吐き 同じ結果を浴びせる。
同じに過ぎず 違いなど拘りに するほどのモノか 。
同じモノなのが自分のモノなのか神々のモノなのかも どうってことのない事だ。
どちらにせよ
○
本物だからといってその仕事に確証は得られない。
偽物よりはましだろうという希望が仄かに有るだけ。
気休め。
費やしたモノが多ければ多いほど安心する悪癖。
三方ヨシ。
霊媒が詐欺師でも金が入る。
顧客が間抜けでも救われる。
神々がそうでなくとも万全。
よくできている べき 機構は悪臭にまみれている。
○
よく見ていろ と 言う と
するする抜いて 抜き付けた 。 ⬅ 先生 。
⬇
眼に真っ直ぐ抜き付けたなら分からないだらう。
ううん 何が か 分からぬ。
肘も動けば顔に近付く柄も丸分かり だ。
さっぱりだ。
何がしたいんだ。
「はい 分かりませんでした」
⬇
そうだろうそ うだろう 。 ⬅
○
純拳の牽制打撃ほど速ければ
そうかもしれぬ。
しかし目前にそれだけ速く抜き付けた人を 見ない 。




