なんかいっつも正論だよね
○○
「教授がすっごいんだよお」
どんなに教授が立派でその人の師もりっぱで理論も立派でも。
教わって一廉に成れるかはまた別の事。
立派で在れば在るほど門下が物真似に終わり劣化する危険が有る。
師とあんたはそんなにそっくりな思考でそっくりな視線をもっているの。
そこから何れだけの門下生が巣立ち何れ程立派に成ったの。
○
「ファンタジーとか読まないの」
ファンタジーしか読まないよ。
じゃあ話そうか幻想を。
筋肉についてだ。
筋肉の機能は何かな。
そう伸縮だ。
神経を通じてする。 時々は外部からの刺激で。
では、それを組み合わせて動作する場合。
どういう状態に筋肉をしておくのが最善だと思う。
競技によるか。
その通りだ。形は競技によって変化するが筋肉の準備には共通が有る。
今でも温めてやるのが良いのかな。
そのへんは専門じゃないから置く。
収縮の中区間の辺りに留めるか。
悪くないはずだ。それで。
縮め過ぎれば発生する作用が弱く。
伸ばしすぎれば発生する作用が遅く。
どちらにせよ時機を逃す。
その言葉が収縮した長さではなく筋の張り詰め具合を表す場合にも留意する。伸ばした状態でも緊張し硬直する。
ただ、一定に置くと筋肉は固まりだす。
その予防として揺すり跳ね拍子を取る。
競技者なら感覚で分かるだろう。
僕はそこに痙攣を用いた。
筋肉は三段階を踏めば痙攣する。
ああまた今度聞くのそうですか。
絶対覚えてないよね。それ。
ああはい勉強頑張って。
それじゃ。
○
どう幻想じゃないかな。
「えっどこが」
えっ筋肉は幻想でしょ。
ゴリラみたいに。
とっても。
らでぃかる
じゃあ聞いた事あるの。
故意に筋肉を痙攣させるのは心臓に負担なく運動強度も低く生涯学習に最適な運動だと。
ほら無い。
やっぱり幻想だ。
かりうむ




