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ぬ
○○
修行編は不人気。
この話を何処だかで知った時は驚いた。
僕は修行編が大好きだ。
何ならもうずっと修行していてよ。
そう思っていた。
僕が新しい発想の切っ掛けを見出だすまで。
何もかもが無用の長物に堕すまで。
○
機械の疾走からの跳ね上がり。
空中に躍り出る機械の躍動が明日への近道。
凄いとんでもない速さ。
羨ましい。
○
出身の誉れ。
得影の砌。
意味の分からない言。
意味は分かれども実感が湧かない言。
言い間違い。
聞き間違い。
口滑る。
聞き捨てならぬとあげつらうべきか。
しかしふにゃふにゃ流される。
何となく。
多分意味は通じている。
細かい事は忘れるだけ。
○
素知らぬ振りで目出度がる。
知った風に有り難や。
当人ばかりが浮かないか、
何の事だがワカラズ仕舞い。
影が出た出た御目出度い。
とうとう新たな影得たり。
そんなに要らぬ様ならば、
どうぞ此方に寄越したまえ。どうぞ此方に。
