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 すれちがい。

全てあべこべで迷子の様にうろたえて戸惑う。

影が出る。しかしそれを認識出来ない。

拳を工夫する。しかしそれが自らに返らない。

己を救わんと躍起になればなるほどに功徳は自分ではない誰かに降り注ぐ。ではと、ならばいっそと、誰かを救わんと邁進すれば誰も救えず取り零して、ばかり。


 産めども育てず。練れども知らず。

痛烈なる皮肉を浴びせられる。子供に不審者と指を指される。その瞳の健康そうな事。

ああ。救いが通り抜けて行く。見送った。また見送った。

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