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 ほとほと

倉庫から這い出て家へ。倉庫の荷を譲る。その為に段ボールに詰められ並べられ積み上げられた商品。邪魔な僕は外へ。

昨夜日付が変わる頃。急に来て言われた。:急に決まった。


貰った段ボールには個人情報が貼ってあった。それを夜中の2時過ぎまでガムテープを貼って目隠ししたりした。倉庫が広くなるだろう。きっといいことさ。ごちゃごちゃして、狭苦しい倉庫よりは広々とした倉庫の方がきっと居心地がいいさ。まだ生きている。もう三十五歳になった。奇跡もなく、発見もない。ただただ歳をとった。ついこの間まで歳はと聞かれたら四歳と答えていたような気がして仕方がない。気付いたら三十一年経っていただ。人生は恐ろしい。

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