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 禿げ頭登って行け禿げ頭登って行け。

静かに座って痙攣する。心中には禿げ頭登って行けの言葉。

すっかり冷えた後頭部。念ずるは禿げ頭登って行けの言葉。

耳の裏に冷気がのさばる。浮かぶ禿げ頭登って行けの言葉。

室温は12.1度。涼しい限り。只々禿げ頭登って行けの言葉。

後頭に貼り付いた冷気が珠の様に感ずる。毛根にはさぞかし堪える寒さだろう。只冷たく只虚しく、冷たい温存。虚しく痙攣を探る。坂道を登りに行こうか。気晴らしに禿げ頭登って行け。外は雨だけども。

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