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 よそ。

腹の調子も落ち着いている。寒さが倉庫に染み渡る。灯油ストーブが明々と光り熱を発する。

尻を冷やさないようにしないとな。飲み薬も飲む。

影は順調だ。少なくとも順調という知らせが耳に入る。結局何だったのか。さっぱり分からないまま終わるのだろう。尻をストーブに向けて。ぼんやりと考える。僕の工夫と関係ない影を見送りもせず別れるのだろう。新しい発見もなく。


 痔の。

痔の痛みが僕から痙攣の鋭さを奪った。呼吸の鋭さを奪った。鋭く行うと痛むんじゃないか。痛む。しぶしぶ痙攣の発生を緩やかにした。痛みに追いやられ。呼吸の緩やかなこと。


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