表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
389/493


 つの円盤。

7.5㎏の鉄円盤が教えてくれる。無敵の妄想に浸っていたいだけなのだと。

一切の関心も配慮もない黒い金属製。穴の空いた円盤は変わりなく在る。こちらの調子なんて関係ない。

2.5㎏の鉄の棒、穴へ通し留め具を回して回してコロカラ鳴らして捩じ込む。

二度下顎を上顎へ打ち込む。二度手首を後方へ張り込む。二度手首を外へ張る。二度脇へ引き込む。土台胴体痙攣し、ここぞとばかり跳ね挙げる。

手の棒は滑り落ちそうだ。ただ重さで。

掲げた金属製の黒い円盤。教えてくれる。今この瞬間の調子を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ