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 ○○


 錯誤の輪転。

ひょんな事からはまりこむ。すると抜け出すのに他者の介添えが必要になりがち。その日の会計の締めだったり、家の鍵の捜索だったり。金は合わず、鍵は見つからない。混迷は弥が上にも深まる。否応もなく。化かされたが如く。


ただそこに他者の存在があれば簡単に抜け出せたりもする。

金が合わない。合わない。どう合わないかも言わないが、まあとりあえず計算するか。すると、合う。何も問題なく。合ってます。以上です。何がどう合わず問題だったのかは分からずに終わった。

鍵がない。あるじゃない。鍵は視界のど真ん中。目の前の机にあるじゃない。鍵を視界に収めて鍵がないとうろたえていた。

三差路を間違え続ける様に。混乱は繰り返しを促し、ますます混乱する。今日はずいぶん暑い。


 ○


 小鼻。

右小鼻と左眉。左眉と左後頭。左後頭と左首後ろ。

順繰りに二度打つ(二度張る)。

左首後ろと左腰まで(背骨づたい)。二度張る(二度目のはことさら弾むように)。左後頭と左首後ろ、左首後ろと左腰のどちらかはやや省略して一度張るでもいいかもしれない。相変わらず安定は遠い。痙攣になげうつ。

親指を張る。


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