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 ○○


 一方。

あるときは影故に似るといい、またあるときは影故に似ないという。あからさまな反面、振る舞う鏡像、対する同胞。

その奇妙なほどの強烈な帰属意識について問うた。:この僕の影であることを、拠り所として振る舞うのは何故なのか。その確固とした思想は何処から出たのか。同じ血のように同じ水のように一様だ。てんでばらばらな影達はその一点を異にしない。

他人と言われて完全に反発し全て放棄する様は理解し難くある。僕の影であることと赤の他人であることは両立しうると考えているというのに。なぜ否定されたと考えるのか。

霊媒答えて曰く:お前の影だからだ。



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