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 ○○


 みな御使い。

二十二番までは皆、御使いになると言う霊媒。それに僕は言った。:十三か十四は桜の精になりたいそうじゃないか。先月に十一、今月に十二で、来月に十三と十四で四つ。十一中の四だ。それなのにもう一つは離反する宣言。それなのによく言うよ。既に外れている。桜の精のどこが御使いだ。


それでも牧歌的なんだろう。


御使いは人を殺さない。 か。


 ○


 うどん。

差し入れのうどんを夜食にいただく。消耗しているだろうと。

ちっともしていないのに、その為のうどんを食べて意味があるのか。


 ○


 何事もなく満月は終わる。

良くもなく悪くもない。痙攣を踵で転がして。左へ右へ。

踵の片方は左下方、踵のもう片方は左上方。二度打って跳ねて踵は真っ直ぐ下へ近付く。二度近付く。それを二度打つと捉えてもよい。順繰りだ。親指側の前腕。広げる小鼻。互い違いの目蓋。下へ抉る頬。あからさまな肩。僅かな腰。そうして踵。

安定期に踵でころころ転がして、まだ見ぬ何かを待つ。引き裂く為に。


息を吸って踵を浮かしころころ転がして。退屈な痙攣。安定した痙攣。踵で小突く。とろみが出るまで。


 ○


 ○

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