表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/493

思い思い



   ○○


 滑らか。

繊細。

緻密。


 まあ良し。

そこは良し。

そこには触れず、

他所の出来を直す。

欠けを補い完成だ。

すると、

指摘された部位を意識する余り全体が損なわれた。

出来ていた部位も手放し、指摘された部位を意識し、崩落した。

全て。



  ○



 途上者は限界に居り、

限界から限界へ渡る。

限界の点から点を繋ぐ。

引かれた(限界の集合)線を、

さらに引き続ける。

満たされるまで。



   ○



 掛けられた声が

正誤のどちらであれ、

崩壊の切っ掛けには十分。



 間違いに満足するまでは繰り返される。

満足するまでは直しても直しても戻る。


 新しく提示されたモノの中にも今までとの共通が有る。

欲するものが有る。

先が存在する。


 変わっても変わっても変わらないと感じる。

そこで選ぶ気が僅かに湧く。

選択の機会を得る。

苦しい選択の不透明な結果。

しぶしぶ。

しぶしぶ。



「満足してきた、もし満足出来なくとも楽しめないなら、満足してもそれに準ずる。満足という刺激の一種に、どう考えるかは残欠に似る」


それに準ずるというのは常々の思考。

その、極端な誇張な一時的な表敬訪問者。

徴。

端的に表された跡。



  ○



 制御された放任。

囲われた自由。

お薦めの謎。

気付く日はいつの日か。


 引き摺る。

後々も。

いつまでか思える限り。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ