あ
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秘密と選民だ。
間違った思想を間違って実行し間に合わせに体現する。
言っている事と行っている事と行おうとしている事がてんでばらばら。
混在して認識を阻む。混乱して不透明さがちらつく。正しさからずれて、限り無く近付く、しかし接触まであとどれくらいだろう。
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身を整え慎ましやかに暮らすなら自然と出来るのではと言ったら、苦い顔を経由し、ぎこちなく笑顔に。仮に僕が、愛し合う二人には子供を授かると言ったら多分同じ様に顔が遷移するだろう。いや、それはと言葉を濁す様には幼児に赤ちゃんは何処から来るのか聞かれる大人のまごつきが有った。
僕は受精卵と着床と分裂が子供を授けると考え、そう発言もしているから尚更、愛し合う二人には云々と言い出したら頭がいよいよ駄目になったと思われるだろう。
分かっている、理想だ。大抵の場合そう出来はしない。自然とと言いながら大して信じてはいなかった。そこに踏み込まないのが無難だ。
影は肉の子とは違うと言い含められる。
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相も変わらず霊媒というものは、ふにゃふにゃと定義を歪め言い始めと言い終わりで背反し合う。赤茶の髪がと言っておいて即その金髪の髪がと言う、同一の頭髪に。指摘すればいい間違えたと言う。
肉の子と違うと言いつつどこか肉の子のように扱う。
この怠慢としか言えない乏しい認識と、顔色を伺いころころ変わる発言。嫌いなモノに似るというが、僕もそうなのかと考えると気持ちがふさぐ。
その通りなら自認は難しいだろう。霊媒は今度こそ見ると言うが。
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