あ
○○
棒の響かせに付いて。
握り締め付けては響くのを抑える。
持ち手の幅を近付けた時 端側の親指に重さが掛かるように なるべく。中央側の持ち手は手の平側を上向きにして 体に近く ゆったり持ち 休ませつつ備えさせる。
持ち手をぱっと広げ 中央付近へ滑らす 持ち手の一方を。握りに気を付ける。疲労で縮め過ぎる。響くのに合わせ端側を弾いてやや中央部に寄せる。主観としては端の持ち手で弾く錯覚がある。
端の持ち手が最後の動作。印象に残りやすい。
まだ左右で出来に差がある。
ギターを弾くのを思い出した。ちっとも弾けなかった楽器類。弦をぼろろん。コードも知らない。
○
中央部位の持ち手
手の平側を上にするのは省略していってよい。
棒が打つ。棒で打つ。棒を打つ。
棒が打つは端を持って振り回す。棒で打つは重さを棒から伝え。
棒を打つは棒を震わす。
棒が何も打たず 振動し 腕に響く。腕は疲労する。
草臥れ儲けの棒打ち。
○
クリスマスを迎え 棒を響かせた。
だいたい出来るようになった。とたん たいした意味があるか 自問が浮かぶ。 無いのか。 様々な思い。
○
おもに排便の役に立った。痙攣。
徒歩で三時間なら楽に歩ける。後頭。
進捗はおもわしくない。
ああ 一年よ さらば。木製の棒が良く響く。
○




