あ
○○
邪悪が近寄らないとか。
邪悪なのは お前だろとか。
そもそも街にそんな邪悪がうろうろしているのかとか。
人拐いとかか とか。謎が浮かぶ。ぷかぷか浮かぶ 解かずに沈める。
沈没する謎が どこか恨めしげ。
確認出来ない言い掛かりだ。
訴えは響く。取り扱ってください。取扱い。
良く響く訴えは ただ ただ 響くに留まった。
○
ただ瞬間に重く在れ。
寒い。冷たい鉄に触りたくない。木の棒を手に取る。冷えている。
金属のモノよりましと思い せっせとしごく。
びいんと震えて応える木。その軽さ。
持ち手の間隔を縮めては広げて 広げては縮める。
縮めて前方へ。勢い付けて広げては身の横へ。滑らし 手の内へ 叩き付ける。
行っては帰り 帰ってはばしりと手の内を打つ木の棒。
勢い込んで重く在れ。軽い木の棒 重く在れ。
腕が草臥れ 鎖骨も温い。木の棒も温い。
○
振動する時と しない時の差は何なのか。
木の棒の 御機嫌を伺う。せっせとしごく。分かるような分からぬような。びいんと震えた。 そうでもない。 どちらとも言えない。
試行は累積し 疲れ とりあえず 分からぬと見切りを付けた。
暖を取れた。そろそろ帰る。
○
寒い。
肘まで冷える。
停滞は続く。目新しいモノは無い。
頭部はじりじり開く。
痙攣は胴体をなんとか保温。
迷子の眺める 繰り返される景色。
○
踵からの出血 治まる。
寝起きに踵の痛み。
再現の しようもない 出来事。
今一度の発見を探している。望外の 次に繋がる何かを。
後は熟成し 腐るのを待つだけなのか。秒針が鳴る ながら回る。
萎れて座り 熱を
○
今さら 思い出す。
数々の 失敗。伸びた頭髪は重く引く。
昨日の事も 一年前も 五年前も 痙攣以外は曖昧で。
寒さが刺す。
○
なろうで始めて書いた感想は ノクターンで 送って数秒で送った内容を忘れました。
感想の注意が有るとは 至れり尽くせり。
一言にポチポチと文字を置く。見直す。感想の注意を確認。見直す。
ポチイ
画面を押す。送信。規約に違反していないか 怖々送る。
そして忘れる。 呆気ない。
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