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回っ ○○


 出来もしない約束が強力に物事を牽引し引き摺り回す。物事を

無意味さを 顕にしようとも 削り剥離させ窶れさせる。それでもそれが慣れ親しんだ手立て。


 ○


 楽園に漂着したい男。

無縁な 流されて。時々 誰かしらが僕を騙した。僕も僕を騙した。

優しく 無関心に 責任の追求も無く 傷付けた放任の発露 その場だけの約束。 傷付けた結果は確認される事も無く 影響も分からず 次々と継ぎ接ぎが重なり 埋もれ 遠ざかり 忘れ去られた。

時折 脈絡無く 浮かび上がって苦しめる。それでもまた忘れ去られた。目指すのに疲れた 垂れる膿み 足る弛み。どこら辺が理想なんだ。分からずに どこか良いところで 休ませてほしいまま 渋々な歩みで流れて。


 ○


 差別を無くそ。吹き出る新たな差別。

残酷を遠ざけよう。涌き出る更なる残酷。

解決が問題と困難と痛み。 を爆発させる。

優しさの追求が業火。本物は危うい。類い稀な処置しよう。立ち上る黒煙が洗礼だ。折り畳み式。新たな断崖に突入だ。目眩く展開。

後悔の無い現実は糞だ 処置しよう。本物は涌き出る。


 そうして涌き出 無くなった。 そうなってやっと実感を得る。


 無限は糞だ 有限を忘れる。 逸らす為の目眩まし。無限には勝てない。 だから有限を忘れた。 無限は糞だ 分析できる。分析すれば無限は 忘れられた有限だった。定義は崩壊した。分析とは関係無く。 時限だ。


 ○



 赤子は老人に近く 家畜は死ぬ。

読経の旋律に 感涙し 棺箱の死者は御座なり。

その程度か。 偽りの死者に涙を流せても 目前の親類 御遺体に流す涙は無いのか。 何故。


 作り話の役者。

生きているじゃあないか。その人は 生きているじゃあ 殺害の儀式だ 葬式は。 それが僕を混乱させ涙を流させたのだ。生きているべきだ。生きているんだから 葬式によって送り出さずに。

理不尽じゃあないか 生きているのに 死者として扱うのは。

生きている人の葬式は 死者の葬式より理不尽で理想で 揺さぶるんだ。そう分析した。確認は出来ていない。


 死者は死んで当然。

本物は当然だ。疑念の余地は無い。どうみても死んでる。

何ら理不尽はない。死ぬ状況に陥り 死んで当然。生理作用は停止。室温と敷き詰められたドライアイスの 綱引きの結果が体温になっている。

 理不尽こそ感情を揺さぶる。

当然に感情を揺さぶるのは 可能なのか。当然とは鈍磨の末。空白。

観測者はそこから弾き出され 初めて 認識するのか。

当然を輝かし燃焼させるには 失うか。


 モヨオシタ。 いったん 終わる。


 ○



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