表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/493

気のせい



 空目 空耳 空言よ。

空理空論 空位に着く。



  ○



 香功。

しゃんこおん。

しゃん こおん。


 人々集まり練る事、

久しく。


 佳い香りが、

するんだそうだ。


 ※空鼻を 嗅ぐ。

(芳しい 彼岸の薫り)


 気功の先生、

言っていた。

何処からともなく漂って、

誰となく 言うんだそうだ。

佳い匂いがする。



   ○



 サクラの香り。

集団に、

埋伏するのは ワケない。


 誰となく 言い出せば、

それとなく 促せば、

みるみる過剰に伝播して、

至福の空間出来上がる。


 そう考えても、

沈思黙考 座っていた。


 先生は言った。

「欲しいのは看板か実か」


 違いが有るのか分からずに、

ただ沈黙した。



   ○



 看板がそのモノだ。



 看板屋。

入っても、

入っても、

看板が有る。

様々な試供品。

色とりどりな、それら。

無しの礫。

冊子。

絵。

素晴らしき逸話。

僕には関係の無い、それら。

あやかりたくと思い 遠ざかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ