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  ○○


 庭の薔薇に妖精が入って 咲きもしなければ枯れもせず。

蕾で固まりそのまんま。童話。


 ○


 サバ缶で丼飯を食べる様を憐れまれる。

妖精が憐れんで下さったとさ。この僕を。

ほっとけよ 言って終った。


 ○


 サバ缶の何が悪い。電子レンジに納めた米が解凍されるのを待ちながら つつく サバ缶を。

鯖を少し齧る。


 暫し経ち 解凍された米を丼へ そこへ 残っているサバ缶の汁と食い止しの鯖を 掛けて頂く。旨くもなく不味くもない。鯖の臭い。解凍された米の歯応え。薄暗い部屋とさほどの灯り。

夕暮れの庭。隙間の空。



 ○


 美味しいサバ缶が手に入ったのか聞かれる。

不味いか ならまだ分かる。 サバ缶にそんな旨いとか有るのだろうか。

好みか 好みじゃないか だけ。

缶詰は均等じゃないか。どれも一緒。文明万歳だ。

皆一緒。


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