あ
○○
欲求は自分か。
欲求が去って 取り残されてしまえば それは 小さな死骸か。
残された自分は 去られる前の自分と 何が違うのだろう。
○
集団に 促す。
痛みだ。痛みに惹かれて 形成期。
痛み。 痛みに膿んで 減退期。
傷んだ。 痛みに飽いて 離散。
離散した 中に 引き継ぎが 有りや無しや。
芽吹くか 否か 痛い人。
○
僕は 昔の僕に 止めろと言うだろう。
そんなものは ごっこ遊びに すぎない。
くだらない 損ばかりで 辛く どうしようもない。
別の事を しろ と。
明日の僕も 今の僕に 止めろと言うだろう。
そんなものは ごっこ遊びに すぎない。
止めろ。帰って眠れば 忘れる。忘れる 忘れろ。
痛みに 何がある。 痛みに先なんて無い。
止めろ。
○
|・ 〉
線と点 一角。
円と渦巻き 螺旋。
一線を 往復すれば 俯く。
巻き付けて 連続した円で 上下すれば 補填され復元する。
繰り返される円 ずれる位置 ずれるに任せる。
出来上がる渦巻き 歪む渦巻き 螺旋の跡。
痙攣を続ける為の使い捨てよ。正確になぞり続ける為の労力は無い。
円も線も 無い。 ・ も 無い。
ただその様に 筋を 誘導する。嘘。
空中の黒子。 谷間の黒子。 厭らしい。
○