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  ○○



 お手軽な狂気。苦み。鏡の上を 投射された映り。


  ○


 茶色な長方形が ぱたぱた。裏表。短い辺を立て伏せ。

落ち葉かと 思えど この時期にか。坂道に夕暮れの風が吹き ひらり。浮いて 降りて ぱたぱた。 短い辺を立て伏せ。 気になって 近付く。 よくよく見ると 蝉の羽一枚。 羽の根本に黒いモノが。

蟻だ。わちゃくちゃ動いて足掻いている。一匹の虫。

おお 勤敏な。 そこへ風が吹き抜け ひらり やや 遠くへ。

落下。静止。 羽と僕 中間の辺りに 気が付くと蟻が。

羽にしがみついていた蟻か 別個体か 確認しようか。 考えて 見たら

もう 見失った。


  ○


 



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