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あ
○○
何処まで行っても より小さな手順が 剥けて見えるだけ なのか。
芯を と信じて。 定めても。皆知れば手順。より小さいだけの 機構。
○
振動 思い出 痙攣 痛み。
ぐわぐわ 揺れる ぐわわ と響く。
残する元は居留守か留守か。
小指の甲は 足の功。
軽く引き付け するりと逃がす。
引っ掻く様な 張る様な な 外側三本 足の甲。
張って 逃がすは こつ こつり。転換の。
逃がすは追し出すに非ず。
こつと張り こつりと引き出す 足の指。
○
渋々眠る夜が来る。
悪夢を眺める蓋 落ちる。




