139/493
あ
○○
お揃い。
お揃い の服を着て。お揃い の動作を。
お揃い は心地よい。お揃い の理念を。
お揃い で差が出て。お揃い の崩壊を。
○
臆病の穴。
臆病の穴 の 縁には 合理が輝く。
合理を尊べば 臆病の穴に 近付く。
全く近付かず とは なかなか 為り難い。
○
赤ちゃん は 何処から来るのか。
公然の秘事。
力は何処から来るのか。
私人の秘事。
ほっといても やる。
ほったまま だと 危なっかしい。
そして 出来る間際に 一言 三言。
はお 唾付けた。
妄りに 触れ回っては 為らない。 ついでに恩に着ろ。
枷は嵌められた。 御社の利敵を 封ずる。
○
野良の出来が 枷も無く ふらら。自由。
まれに 出来てしまう 忌まわしい。影孕む。
良心 良識 のみ。それだけが戒め。存在。
○
権勢の振るい。
足腰に来る と。
失調。