あ
○○
行われる動作に 何の魅力も無い。その事が 思考の焦点を それを行う自分に 向かわせた。
○
動作の意味 動作の 動作が 動作と は。
作った人は もう いない。
分派は多岐。一人に一つ 滑らかに色彩表。
じわじわ 一回転。 網羅され 似たり 近く 別途で 遠く。
ぐるぐふ 一変転。 尖れ 突き刺され 身中に 異を唱える。
○
自分に 何が出来る。
自分は 何を行っている。
どこが 所在地で どこを 目指して どこってどこ。
○
前々には。 いたずらに 血が流れ 腰が ふらつく。
下血の色が 黒い。
何週間か 続いた。収まった。
下血の色が 赤い。
何日か 為った。収ま。 そうなる。
○
魅力を奪うのは 時間だ。
繰り返される行いの志願。 失うのはいつか。
数えていると 頭が 辛い から 止めた。
それから 多分 随分と たった。 も それも たった。 折り重なった。よく似たモノが。 たった。 掠れて たった。 早々 たった。 もう たった。また たった。
○
そうしたら 出来頃だ。
物語の主人公が躍起に為る時間。 僕には には長過ぎた時間。
○
その時は 十二年と少し たった。 残骸だけを手に入れて。
諦めた。 擦り切れた 穏やかな 腐敗。
そこで 引っ掛けた。それは その事は慶事。 きっと。
○
空しさ 手応えの さ。
痛みに 没入する事は まだ ましか。
○
痛みしか知らない三十二才に為った。
休眠口座のお知らせ葉書が来た。
べりべり捲ると 数字が831 円 口座に 有った。
全部だ。
失敗の転用。