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あ
○○
過渡期の技法。
課題が手にオエナイ。
それ 拵える。
いつか 不要品に成る事を願って。
○
鉄の棒は忖度しない。
加減しない。選り好みして しかも教えず 閉じた社会を構成しない。
在るだけ。その場に。
○
嗅がしても喰わせず 喰わしても作らせず 作らしても暗喩。
湿った関係も無い。
助け が 足を遅らせる事も無い。
宛の の無い 探索なんだと 突き付ける。
質も量も関係無いかも知れない。
社交辞令 おべんちゃら 御愛想は 慰め。 忘れさせる 遠ざける。
約束の反故に罰則など無い。
組合も無く 団結 連帯も無く。 寵愛を こっそりと欲していて 裏を掻く。
○
死者の約束 死者への義理立て。
灰や骨に 何が出来る。
恨めしげに見詰めるか。
寝入り端に。
生きている人は いつまで 留まる。
限らない。明日が早い。
白い あぶく。
濁り 漂う。総毛立つ。 鳥肌が 何だ。 ぎとついた目が。
明日が来る。それどころじゃない。
ぎとついた目が 。