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認識の隙間
細やかに内省し分析。
把握分類する。
仮初めの枠組み。
関連付け相互に有ると仮定。
流動する基礎。
再現され続ける動作運動。
○
「神々の流入か」
昔 外れったプルトップを台の上に置いた。
あれはどこに行ったのだろう。
そうであるはずがない。
一人の人体にて完結している。
僕の認識する範囲内に於いては。
それぞれの認識と解釈咀嚼の限界。
言葉に対する感性。
定着しやすさ。
剥離時の影響下。
思い出しやすさ。
驚き忘却するのは避けがたい。
立て直すのには何秒か。
○
「床に手を」
両手を着く。
伸ばされた両手。
同様の両足。
浮かされた腰。
床に向いた前面。
「進もう」
腕を立て。
足先を先頭に。
浮かされた腰を揺すり
足先を揺すり
するする
と 。
押し立てられる腕腕。
交互に。
後頭の筋が痙攣する。
床と足指の抵抗について折衝する。




