表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/493




  ○○



 湿気った空気中。

歪な土台の上には 歪なモノしか 出来ない。

自分の言葉がのし掛かる。


 連続した 技術の連なりに 。 繋がりが こうも 。理解が難しいのか。


 冷えた飯を温め直し 掻き込む。


 何故 。


 ○ 


 重さ たった 十㎏。 鉄の棒。

細る細る。 繋がれた 夏の日。



 ひんやりとした 倉庫。

清純派なセクシー。 背表紙の瞳が ずらり。

こちらに向けられて。 丸い光が瞳に映る。

二人 擦れ違う通路。手を上げて立てば 独り占め。

縛られた女優が 物憂げに 見詰めている そんな背表紙。

ごきごきと足を組み 組む五体。

何故。


 ○


 目が 並んで 列に収まり 見詰める。

気が散る。 背表紙には目が有る や。


 何の為に。

細る。

痛む。

うすら 寒い 滴り。

才人は どちらか どちらもか。

抱え込んだ影は濃く 満月が巡り 差し出される。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ