アラフォーのブギー・バック
カラオケで「今夜はブギーバック」は寒いらしい。
正確にいうと35オーバーのアラフォーがマジで歌うと若いコ達は「あぁあのおじさんマジだよぉ」とヒくらしい。
なんということだ。俺の18番の一つが聴取者にとっては痛々しい曲だったとは。歌詞を見ないで歌える唯一の曲なのに!BOSE君、ANI君のラップ部分も完璧なのに!
これは若いコ達とカラオケに行った場合の話なので一概には言えないが、こんなものを聞いてしまうとカラオケのタッチパネルが怖くなってしまう。商売柄、いろんな音楽を聞いているけれど、エッセンスだけを聞いている場合がほとんどだ。よって最近の曲は歌えない。
さてどうする。最大公約数的にGET WILDに逃げてはいるが次の一手が見つからない。SEKAI NO OWARIか?嵐か?ウーバーワールド(英語失念)か?湘南乃風か?どうしよう、全然わからない。
行きつけの飲み屋でいい気分になると自分の隠れ家の酒場に行くのあるが、カラオケで賭け事をやるが通例で、ドンチャンワイワイやっているがそれを聞いてからはとてもとても萎縮してしまっている。
若い女性店員が「ジュンさん今日ブギーバックとかももクロとかPerfume歌わないの?」そんなもの聞いてから歌えるか!
この話を飲みの席で持ちかけたら、各年代によってウザい「もういいよ!」って曲はあるようだ。40代だと安全地帯、ミスチル、米米クラブらしい。ん?待てよ、世間一般に知られていない曲こそがカラオケでウケるのではないか?
そういう意味では
ナンバガ、ZAZEN、ミッシェル、かまってちゃん、オメガトライブ、ソフトバレエ、ヒカシュー、SPANK HAPPY、あ、意外とイケるな。
でもこれ盛り上がるのか?
カラオケでみんなでワイワイやるのは若者にとっての、議員の懐石会談、社交場のようでもあるのかなと、ぼーっとした頭で考えた。
そんななか、BOOWYだけはあらゆる人にウケる。ずるいぞエモいロック!