表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60点だった俺のカンスト人生〜底辺レベル1のアラサー社畜、超難関ゲートに落ちて神竜を簒奪(オーバーライト)したら世界最強になっていた〜  作者: kiro


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/57

役員面接と、可視化された絶望(レベル差)


「……素晴らしい炎だ。既存システムの泥人形にしては、最高傑作だね」


パチンッ。


白衣の男が軽く指を弾いただけで、ミレイが命を賭して放った黄金の炎が、まるで蝋燭の火を吹き消すように「概念ごと」ふっと消滅した。


100体の軍勢を焼き払う威力の炎が、傷一つつけられない。それが、S級の最高到達点と、システム管理者(役員)との間にある、絶対に超えられない『理不尽な壁』だった。


「ご苦労だったね、お嬢さん。次は君が消える番だ」


白衣の男がミレイの心臓を空間ごと抉り取ろうと、冷酷に腕を伸ばした――その瞬間。


「……よくやった、ミレイ。最高にカッコよかったぞ」


俺がミレイの前に立ち塞がり、白衣の男の腕を『漆黒の右袖』でガシリと掴み止めた。


「ここから先は、俺とこいつの『役員面接』だ」


「……チィッ! この、バグの分際で!」


白衣の男が不快げに眉をひそめた瞬間。


俺の視界に、今までノイズがかかって見えなかった『白衣の男の真のステータス』が可視化された。


【エネミー:第一位階・執行官(北海道メインサーバー統括)】

【レベル:EX-150(既存レベル換算:150,000相当)】


「……はっ。15万、だと?」


現在、実質レベル5万1千相当の俺の、約3倍。

今までどんなバケモノも力でねじ伏せてきた俺の背筋に、初めて強烈な『死の悪寒』が走った。


「――『管理者権限・空間圧縮デリート』」

男が淡々と呟いた瞬間、俺の全身を「見えない万力」がギチギチと締め上げた。


「ガハッ……!?」


『漆黒の袖』と『スラックス』で覆われた四肢は無事だったが、防具が完成していない【胴体(上半身)】に、数万トンクラスの圧縮重力が直接叩き込まれたのだ。


肋骨が数本へし折れ、ワイシャツが鮮血に染まり、俺の身体は宮殿の分厚い氷の壁を何十枚もぶち破りながら吹き飛ばされ意識が遠のきはじめきたーーーー




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ