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プロローグ

ルカ・アリセ・・・この物語の主人公。

  12神の中で一番最弱。


アップル・プル・・・12神の一人で12神の中で1位のレベル。

 ルカの事が気になる。


ヒビキ・トワ・・・12神の一人で2位に君臨する者。

 いつもおどおどしているがいざ武器を持つと性格が変わる。


ニカワ・テン・・・12神の一人でよくヒビキと共に居る男性。

 口癖が〜っすである。

 12神の第3位の強さの持ち主。





 この世界には12神と呼ばれる者達が居た。

 強さは人間よりも別格で神に近い存在の者達。

 そしてその者達は別々の大陸の王でもあった。


 神の街…ゴッド街


 ……。


 「なぁアップル…また付き合ってくれよ、またアイツから言われるんだよ」

 黒髪ショートヘアツンツンした髪、イケメンの顔で学生服を着た男が言う。


 「はぁ〜あんたは12神って言う自覚ある?」


 「あるに決まっているだろ?だから毎日、お前について行って本を読んでるだぞ」


 「漫画の間違いじゃなくて?」


 「げっ……」


 「やっぱりね………面倒だけど分かった特訓してあげる……でも、手加減とかしないけどいい?」


 「ああ!構わん!」


 「それじゃあ行こっか」


 そうして男とアップルは少しひらけた街の外まで行き広い草原に向かう。


 「……ここならやれそうね」


 「ああ、アップル……女だからって油断しないぞ」


 「ふふ……神器展開……」

 アップルは神の道具である、ゴッドバスターを取り出した。


 「やっぱそれだよな……アップル」


 「出してよあんたも」


 「あいよ、神器展開!」


 取り出したのは紫色に輝く剣、その刀は光を浴びて光輝いていた。


 「愛剣ね……」


 「まぁな、お前に勝つにはこれくらい必要だろ?」


 「来なさい!!」


 「やってやる!!!」


 シュン!


 はぁ!


 やぁ!!


 (やっぱ、アップル……コイツの強さは…)


 「隙ありすぎ!!!ブラスター!」


 !


 「うわぁ!」

 俺は間一髪避ける。


 「行くぜ!!一閃!!」


 ガキン!!!


 (な!?) 


 アップルは武器で攻撃を防いだ。


 「そんな単純な技なんか効かないわよ!!波動!」


 !


 「うわああ!!!」


 思いっきり吹き飛ぶ男。


 

 コツ。


 「まだやる?それとも降参する?」


 「くっ……」

 

 (やっぱアップルはつぇーな……12神の中でもトップだもんな……勝てるはずが……だが……)


 「俺はまだ諦めない!!12神の一人だからな!あんたに勝って1位になる!」


 「ふふ、いい目的ね、でも!!!」


 !

 瞬き一つで俺の目線の先にアップルの武器が。


 「これで終わりよ!!!ブラスター!!!」


 「ぐわあ!!!!」


 ドカーン!!!!


 ………。


 …………。


 ……………。


 「……うっ……」


 「大丈夫?」


 「……あ、ああ……ボロ負けだな……」


 「夜ご飯おごりだからね、にっひひ」


 「はぁ〜…今回もかよ……」


 「ふふっ、いつかは私に勝ってよね?じゃないと……私は一人ぼっちだから……」


 「……なぁ、アップルはどうして12神になったんだ?」


 「それはね……」


 数年前


 「ママ!!」


 「アップル!来ちゃダメ!!!逃げて!!!」


 「けっへへへ!殺してやるよ!!!」


 「わああーん!!!」

 アップルは母に背を向け走り出した。


 (これでいいのよ……アップル……貴方は強く生きて……)


 「ちっ!ガキが逃げる!」


 「やらせないわ!!!私が相手よ!!!」


 「黙りやがれ!!!クソ野郎が!!!」


 バキュン!!!バキュン!!!


 漆黒の銃声の音…。


 「がはぁ……」

 それは心臓付近に直撃し


 ドサッ。


 「……けっ…ザマァねぇな…」


 「あ……アップル……」


 バタリ。


 …………………………………………………………………………………………………。



 「過去に私は母を侵略者に殺されたの……私はその時まだ力なんてなかった。

 立ち向かいたかった……だけど力も無い私には無力だって……そして私は強さを手に入れるために12神になったの……そのからただひたすらに強くなる為に鍛えたの……体も心もね」


 「過去にそんな事があったなんて……なんかすいません……」


 「いいのよ、今の私を見たら母はきっと喜んでいると思うし」


 「何を食べます?好きなのを食べていいですよ」


 「え、ほんとに?滅茶苦茶食べるよ〜?」


 「あーやっぱ程々にしてもらってもいいですか?」


 「ふふ、分かったわ……それじゃあ行きましょう」


 「はい!」


 そうして男とアップルは街へと戻り近くの酒場に向かった。



 それを空から見つめる者たちが。


 「また特訓とは……飽きないものなのか……」


 「いいじゃないっすか、ヒビキさんも一緒にしたいくせに」


 「ば、バカ言え!私は……」


 「はいはい、コミショウなんですよね?人に話すのが苦手なんですよね?」


 「2度も似たような同じ事を言うな…いずれ私もアイツラと剣を交えたいものだな……」


 「アップルさんに話しておきましょうかっすか?」


 「いい、いずれ私が直接話す」


 「いずれって……はぁ……まぁいいっす、早く戻って夜ご飯食べようっす、酒場が埋まる前に」


 「そうだな……」

 そうして2人の男女も街へと戻るのでした。



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 そして翌日


 草原


 アップルは一人で風を浴びていた。


 (ふぅ……ここは落ち着く……)


 風がたなびき、アップルの髪を揺らし頬を伝う。


 「あ、アップル…」


 !


 アップルは名前を呼ばれ振り向くとそこには一人の女が居た。


 「あ、ヒビキさん…どうしたんですか?」


 「そ、そのなんだ……と、特訓?に付き合ってほしいんだ……だ、ダメならいいけど」


 「ふふ、ヒビキさん…構いませんよ。

 私も昨日アイツとやったばかりですけど、一方的でしたので」


 「そうか、アイツも12神だよな?最弱だが…」


 「はい、でもいずれは私と同じくらいに強くなってもらいます。

 私の恋人になる方ですから」


 !


 「こ、恋人!?か、彼氏と言うやつか…」


 「ふふ、ヒビキさんもよくあの、〜っすて言う男性といるじゃないですか。

 好きなんですか?」


 「ぶっ……いや、彼は……えっと……」


 「ふふ動揺してますよ……面白いですねヒビキさんは。

 それじゃあやりましょう」


 「あ、ああ」


 そうしてアップルとヒビキは少し距離を起き


 「神器展開……」

 アップルはゴッドバスターを取り出した。


 「……私は貴方に勝ちますから……神器展開!」


 それは真っ赤に染まった剣。


 深紅と言う言葉がよく合う色だ。


 「これは凄い剣ですね」


 「ああ、これは私の愛剣なんだ」


 (ふふ、この感じ……凄くビリビリくる……ヒビキさんとはやれそう)


 「行くよ!」


 「はあ!!」


 バキュン!


 ジャキン!!


 やぁ!


 はぁー!


 ドカーン!!  バキュン!!


 ガキン!!


 2人のぶつかりが激しく近くの木々がざわめき始める。


 「くっ!やりますねヒビキさん!」


 「あんたこそ!アップル!」


 ガキン!!


 「これでトドメよ!!!ブレイクバスター!!!」


 それは超強力なドデカなビーム。


 それはヒビキに向かって飛んでいく。


 ……。


 (ふふ……そんなビームなんて!!)


 「断罪殲滅斬!!!」


 !

 

 なんと飛んできたビームを斬ったのだ。

 切れたビームはヒビキの右と左に飛んでいった。


 

 (斬ったなんて……ふふ…面白いわね。

 楽しめそうかも?)



 !


 「隙あり!」


 ザシュ。


 アップルの頬が少し切れる。


 (油断なんてしてられないじゃん、滅茶苦茶強いかもヒビキさんは)


 「流石ですねヒビキさん、私に傷をつけるなんて」


 「まぁね、私もあんたに勝ちたいと思ってるから。

 毎回1位ばかりなのでそろそろその席をあけわたしてもらいますよ!!!」



 ガキン!!!



 (て言うか…ヒビキさんって戦闘では動揺しないんだ……まぁ、そっちの方いいかもだけど)


 「ブラスター!」


 !


 「くっ!」

 ヒビキは距離を取り体勢を整える。


 (今だ!!)


 「バックバスター!!!」


 それはヒビキの隣を通過するビーム。


 (外した?いや…これは!!)


 ビューン!!!!!!


 (くっ!)


 なんとビームが後ろから迫ってきた。

 

 ヒビキはとっさの動きで避けるが足にかすり傷を負う。



 (あーやっぱり避けられるよね……でも………楽しいかも……)


 「剣技……解放……神気ゴッドオーラ

 ヒビキさんの周りに真っ白のオーラが現れた。



 (うん!?あれ何?……見たことない、警戒しなきゃ……!?)


 アップルが息を飲んだその瞬間、秒速で目の前に現れるヒビキ。


 !


 「はあ!」


 「きゃあああ!!!」


 ドカーン!!!

 至近距離の強力な衝撃波、それは大地を揺らすほどの威力。



 「がはぁ!あが……」


 コツコツ。

 ヒビキさんが倒れるアップルに近づく。



 「どう?地面に叩き落とされる気持ちは?」


 「……ふふ、最悪ですよ……全く……ヒビキさんは凄いですね……私に食らいつくし、1位になれてもおかしくない」


 「……それでもあんたの方が上……分かってるから。

 でも、今回あんたと戦って分かった…、この力なら対抗出来るって」


 「ふふ、楽しみですね……12神祭が……」


 「ああ、そうだな……」

 そうしてヒビキとアップルは武器を片付ける。


 ………。


 「あ、アップル……そのなんだ……今回は私が勝てたがたまたまだ……だからその……また特訓出来るか?」


 「いいですよ……またお相手お願いしますね。

 今度こそ貴方を地面に叩き落とさせていただきますから」


 「ああ、期待しているぞ」


 (ふふ、やっぱりヒビキさんは武器を片付けるとおどおどしちゃうんだよね〜……なんでなんだろう)


 そうして2人は街へと戻った。


 そうして次の日


 「アップル、何か買いに行こうぜ」


 「分かったわ、ルカ」


 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 この時誰一人として予期せなかった……12神の崩壊が始まっていることに……。

 


 

 



 

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