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テーマ詩集:爬虫類/両生類展

カエルは天使だとおもう

作者: 歌川 詩季

 そんな気がする。

 カエルは天使だとおもう


 翼も あたまのわっかもないし

 火 水 風 土

 四大元素のどれかを司ってもいないけど



 カエルは天使だとおもう


 聖なる光で照らして

 この世の邪悪を浄化したり

 傷ついたものを癒したりはできないけど



 どうせならおたまじゃくしから

 はえてくるのが腕脚(てあし)じゃなくて

 真っ白な翼だったとしたら

 カエルはもっと天使らしくなれた気がするのにって

 いまさら言ってもしかたない


 翼を()がれて 地に()ちて

 げこげこ 雨に鳴きながら

 天国に恋焦がれる堕天使

 それがカエルなのかもしれない



 カエルは天使だとおもう


 だって 天使ってば

 ○○エルって名前してるぢゃん!

 悪魔のほうが、名前難しいかも。

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制作:冬野ほたる先生

挿絵(By みてみん) 制作:あき伽耶先生
― 新着の感想 ―
[一言] コメントしようとしてBMしていたら、ずいぶん時間が経ってしまいました… やっているソシャゲでも、機械天使の「エルシリーズ」ってあったりして。でも中に「カ=エル」ってのはいませんでしたね。ミ…
[良い点]  ミカ〇ルですか……。  熾天使だったはず、ファンタジーでもお馴染みですね。 [気になる点]  しかし触るのは恐いのじゃ。以前住んでた家のそばにあった川に恐らくウシガエルがいたようなのです…
[一言] え…最後ダジャレ〜?!(^_^;
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