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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
第2章 助け合う夏休み編
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第080話 俺はもっと強く

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

俺は本当に強くなれているのだろうか。

試験は活躍できている方だと自負している。

しかし、夏休みの間に行った大柏邸での決闘で初めて学園の外の景色を見た。

上には上がいる。

結果も相打ちだったので勝ちとは言えない。

今後、あの学園で生き残っていく。いや、勝ち上がっていくためには俺がもっと強くなるべきだ。


”元素錬成”を始めとした、”二重元素錬成”、”三重元素錬成”。

そして、”融合爆発”。


俺はこの”融合爆発”が完成するためにとある人に電話する。


「もしもし、霧道です。相談があって電話したんですけど。」

『やぁ、久しぶりだねー!夏休みに電話するなんてなんの相談かな。』

「お久しぶりです生徒会長。相談っていうのは俺の能力についてです。」


俺達は電話では難しいので、直接会って話をすることになった。

しかし、生徒会長の忙しい人なので1時間後には特防に顔を出さなければいけないみたいだけどな。


「わざわざ来てもらってすみません。」

「いやいや、後輩の頼みとあれば飛んでくるのが、先輩の務めってもんでしょ。」


やはりこの人は普段おちゃらけて見せてはいるものの、人格者であるのが生徒会長である所以だろう。


「単刀直入に言います。”融合爆発”を使えるようにさせてください。」

「その技を禁止した俺にわざわざお願いにくるとはね。」

「それで断られる可能性があるのは百も承知の上です。」

「覚悟の上で来た。つまり、それでも君は力が必要だということかい。」

「えぇ。この学園で貴方の様に最強になるために。」


俺の意気込みを聞いて少し考える素ぶりを見せる生徒会長。


「なぜ、俺があの技を禁止したか覚えているかい。」

「体の負担が大きいからです。」

「そう体の負担が大きいから。でも、君は今までに何回も躊躇なく使用して、身体が悲鳴を上げて倒れていた。」

「それはそうです・・・けど。」

「君にとっては一時的なデメリットに感じているかもしれないけど。そのダメージは確実に蓄積されているんだよ。」


これはきっと忠告。それ以上、先に行きたのであれば覚悟必要だという。

もしかすれば、失敗して使い物にならない身体になる可能性だって。


「それでも。それでも、貴方が背中を押してくれたから。だから、俺がここにいる。」

「それを言われると俺も弱いね。いいだろ。秘密の特訓といこう。」


すると、生徒会長は学園内を歩き出した。

どこに向かっているのかと聞いてもすぐにわかると言って教えてはくれない。

しばらくするととある扉の前に立つ。


「これって、学園七不思議その6 開かずの部屋ですか。」

「あははは!そうだったね。これを知らない人からはそう呼ばれているんだったね。」


扉の目の前に立つと合言葉を唱える。

これがないと開かないのか。

だから前回来た時には防護壁のようなもので固く閉ざされいたのか。


「汝、我に力を。我、汝に欲望を。」


ギィーー、ガチャッ


合言葉を唱え終わると扉が自動で開く。

外からでは部屋が全く見えないぐらい明かりがない。


「入って。」


案内されるがまま部屋の中に入る。

扉が閉まり、その後に部屋の電気が自動的に付くようになっている。

明かりがついたのはいいのだけど、何もないどころか部屋の広さは7畳〜8畳程度。

ここで訓練するっていうのには無理があるんじゃないか。


「”融合爆発”を使用するとなぜ副作用がでるか君は考えたことはあるかい?」

「使う力が大きすぎるからですかね。」

「半分くらいは正解だね。恐らく正解は、放出できるエネルギーが能力の範囲を超えているため、足りない部分を他から補うとしているからさ。最近、”融合爆発”の使用していて副作用の軽減や威力の上昇を感じているんじゃないかい?」


そういえば、この間”融合爆発・改”を使用することが出来た。

あれは賭けに出たはずの技だったが、上手く発動することが出来た。

火事場の馬鹿力というのもあるかもしれないが、俺の放出できるエネルギーの量が増えたからなのか。


「ここで君は単純できつい訓練をしてもらう。」

「俺の基準値を全て底上げすることによって無理なく能力が使えるようにするということですね。」

「段々分かってきたみたいだね。夏休みは残り1週間。その全てをここでの訓練になるけど覚悟はいいかい。」

「そのつもりできました。」

「君の元々に身体能力を魔改造できるよう頑張ってくれたまえ。」


基礎的な身体能力はこれまでの成果で少しは上がってきたはず。

しかし、身体能力を徹底的に鍛えたことはない。


「この部屋は、欲望の部屋(よくぼうのへや)。君の欲しているものに応じて部屋が最適な形に変わるのさ。」

「それは便利な部屋ですね。」


すると部屋は広がっていき、足元は砂になっていき動きにく。


「まずは、これで鍛えてくれ。練習メニューと課題を置いていくから。クリアできたら教えてよ。じゃあ、俺は行くね。」

「ありがとうございました。ここからは1人で頑張ってみます。」


どれどれまず課題はホログラ・アルファくんを倒せって、なんだよそれは。

その謎はすぐに解けることになる。


『ホログラ・アルファ 起動』


紫のホログラくんが現れる。

そして、俺を見るなり襲いかかってくる。

こっちだっていくつもの戦場をこなしてきたんだ。

ちょっと強くなったからって負けるわけには・・・。


って、足元が砂なので足を取られてしまう。

踏ん張ることもできないので、不恰好にも倒れ込みながらよける。

砂だけじゃない。このホログラ・アルファ、強くなったのはちょっとどころの話じゃないぞ。


『”ホログラム式仮定能力(かていアビリティ) 身体能力強化しんたいのうりょくきょうかレベル3”』


コイツ、ホログラくんのくせに能力まで使ってくるのかよ。

そんなこと考えているうちに次の攻撃がくる。


「2度も3度もホログラム相手に喰らってたまるかよ。”錬金術師 知識の錬成”」


これでダガーさえあれば。


『対象者:霧道 歩 の能力の使用が禁止されています』


目の前にエラーコードが表示されている。

そうかよ。能力には頼るなってことね。

目の前の拳に当たりながらやっと課題内容の全部を理解した。


ホログラ・アルファが俺に攻撃を当てた後消滅していく。

そして、俺は練習メニューからこなしていくことにした。

えーっと、まずは砂の上を全力ダッシュ。

しかも、設定された記録で走るホログラムの相手に勝つまで。


嫌な予感しかないぜ。

横には、陸上のユニフォームを着たホログラくんが。


こうなったらやけくそだーーー!


長い訓練が始まった合図がした。

ご覧いただきありがとうございました!

次回は、明日投稿予定です。

宜しければブックマーク、いいねお願いいたします。


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