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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
第2章 助け合う夏休み編
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第072話 結果の真実

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

決着がついた後は結果発表が行われた。

母親である詩織さんが直接優勝のメダルを受け渡すことになっている。

俺らを代表して夢衣が受け取りに行く。

いつもと違い多くの記者に囲まれていて緊張しているようで、どこかぎこちない足取りだ。


パシャパシャッ


メダルをもって記事用の写真撮影が始まる。

この家の姉妹は顔がいいので新聞の見出しとしてはかなりインパクトがあるだろうからな。

その後、一緒に参加した俺達も写真に写りませんかと言われたので、3人で横に並ぶ。


「このスナックファンタジーという大企業の跡を受け継ぐ大事な役目を任されることになりましたが、今はどういった心境ですか。」

「むぅ、私はこの家の跡を継ぐことはないですぅ。今すぐに事業経営の全てを任されることはないと思いますがぁー、それでも補佐という意味で横から勉強していくことになると思いますのでぇ。私は今通っている白ヶ峰学園での生活が自分にとって有意義な時間になると思っているのでそちらに専念したいと思っていますぅ。」

「それでは、結局誰が跡を継ぐことになるのでしょうか。」

「それは、今ここでハッキリとお答えすることはできないけどぉー、しっかりと家族で話し合って結果が出たら皆様にもお伝えしたいと思いますぅ。」


緊張していたのはどこへやら。

しっかりとした受け答えで自分の気持ちを話すことができている。

自分で決めたことだから迷わずに言葉を出すことができるたのだろうか。


インタビューが終わると意外とあっさりとしていて、すぐさま解散することになる。

控室に戻って帰宅する準備を終わらせて既に待機されていた車に乗り込む。


「お疲れ様でした。おめでとうございます夢衣様。」


来た時に運転していた運転手と同じ人だ。

行きは一言も言葉を発しなかったのだが、流石に優勝したの聞き称賛の言葉を掛けたくなったのだろう。


今日は何から何まで疲れてしまうような1日だった。

どうなるかなんて分からなかったが、俺達の手で勝ちを掴み取った。

嬉しさや興奮が少し込み上げるが1番は安心という感情が溢れて、疲れが急激に襲いかかってくる。


30分という時間は、寝るにしてはあまり長くないのかもしれないが今の俺達にとっては問題ない時間だった。

気付けば3人揃って寄り添い合いながら車の中で寝ている。


◇◆◇


目を覚ますともう大柏邸に到着していた。

どうやら俺が眠った後に2人も寝ていたらしく横でぐっすりと寝ている。

俺が2人の体を揺らして起こすと眠い目を擦りながら起きる。

戦いで頭も体力も全てを使い切ったので仕方ないだろう。


「もう・・・ついたでござるか。どれだけ寝ていたでござるかな。」

「おはよう、歩君。なんか疲れていなさそうな顔だねぇー。」

「俺も車の中で寝ていたからな。それよりも着いたから2人とも出ろよ。」


重い体を起こして3人で部屋の方まで移動する。

喜びを共有しあうのは夕食の時間になりそうだ。

今はまだ夕方の4時頃なので夕食の時間には遠そうだけど。


2人はまだ眠いように部屋の方に行ってもう一眠りすることにしたようだ。

こんな中途半端な時間から寝ていると夜眠れなくなってしまうぞと思いながら、俺は30分の仮眠で結構スッキリしている。

この豪邸に滞在していれる時間も限られてきたのでせっかくなら探索しておくことにした。


廊下に置かれている高級そうな壺や絵画を見て、やはりこの家はかなりのお金持ちなのだろうな。

この屋敷もかなり広い見たいだし相当あの会社儲かっているな。

自分がお金持ちになったような錯覚に陥りながら廊下を歩く。


すると、真琴に出会すことになる。

そういえば聞いて話さなければいけないことがあったのを忘れていた。


「ちょっと話いいですか。」

「あら、どれについてのことからしら心当たりが多すぎて分からないわ。」


俺を困らせていることにもう少し自覚を持った方がいいぞ。

そんな訴えをしたいのではないので心の奥に閉まっておくことにしよう。


「どこまでが貴方の計画の範囲内だったですか。いや、それとも貴方達かもしれませんが。」

「そんなにぼかして言われても分からないわよ。もっと詳しく言って貰わないと困るわ。」

「分かっている癖にどこまで惚けたフリをしているんですか。今日の決闘のことに決まっているでしょ。」


今日の決闘は違和感しなかった。

違和感がハッキリとした確信と変わったのはあの瞬間。


「真琴さんが倒される瞬間が不自然でしかなかったでしょ。俺達は貴方に集中していたから気付かなかったですけど、木部はあれだけの量の血を流していたのにも関わらずリバイブが起動していなかった。気付かないわけがないですよ。

それに不意を突かれた後の演技が嘘くさかったし。」

「失礼ね。あれは渾身の演技だったのよ。その証拠に気付いたのだって歩くらいのものよ。」

「認めるんですね。これが全て計画されていたことに。」

「そうね。認めるわ。裏切りが起こることにも気付いていたし、私達があの子を優勝させようとしていたこともね。」

「双子の能力ですね気付いたのは。それに柱煙を1人で残した思も協力者。」


空は正直協力的だったとは思えないがこの際全員が関わっている可能性もあり得るな。


「その通り、空以外は全員協力者よ。空は曲がったことが嫌いだから、夢衣を勝たせると言っても反対しただろうし。」

「どうせなら裏切り者達も倒して欲しかったんですけど。」

「それはダメよ。どこかと真剣な勝負をして勝つ。そうしないと優勝したという印象を残せないじゃない。優勝という事実が大事なのに。」

「なぜ、貴方達が夢衣を勝たせるような真似をするのか分からない。」

「うーーん。贖罪のつもりもあるし、妹の初めて自分から出した気持ちを応援したいというのもあるわね。」


贖罪か。幼いころに悪戯ばかりしたことだろうな。

それで夢衣はこの家に良い思い出がないからな。

他の3人も似たよう理由だろうか。

いろいろな思いがあっただろうけど、これ以上聞くのは野暮なのかもしれないな。


「これからはあまり夢衣を虐めないであげてくださいよ。」

「善処はするわ。それよりも私の護衛の話、考えておいてよ。」

「特防に落ちたらお世話になるかもしれませんね。」

「貴方も大概意地悪ね。」


そういって去っていく真琴。

聞くことは聞けて俺も満足だ。

ご覧いただきありがとうございました!

次回は、明日投稿予定です。

宜しければブックマーク、いいねお願いいたします。


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