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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
第2章 助け合う夏休み編
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第069話 最終対決 銀丸VS地巻 

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

「アンタ、侍みたいな格好しているのに俺と剣術は互角なのは悔しくないのかよ。」

「全くもって悔しくないでござる。この世には剣を使わないくても拙者と互角の人もいるでござる。」

「つまんねぇー。悔しさがないならそのまま俺にやられてろよ。」


拙者は、そんな幼稚な言葉では心は動揺しないでござる。

それに自分が最強などではないことは学園で生活してきて嫌というほど分からされてきた。

事実、この地巻を言う男はかなりの強さを持っているでござる。

先ほど戦っていた時もまだ半分も力を出していないように感じたし。


「拙者が倒れることはないでござる。王馬の名に懸けて。」

「ちっぽけなもの懸けられてもな。釣り合わないぜ、俺とお前の実力じゃ。”血気操作 血気紅剣”」

「拙者のことはいくらでも馬鹿にしても構わないでござる。しかし、王馬の名を愚弄するのは見過ごせないでござるな。”王馬一刀流 七天抜刀”」


剣と剣がぶつかり合う音だけが戦場に駆け巡る。

相手の能力は確かに強いでござる。

血が剣の威力や耐久性を上げていて、中々一撃が通らない。

拙者の能力は一撃を繰り出すのに時間が掛かるので1つ防がれても致命傷でござる。


「オラオラオラ!まだまだ本気出してねぇーぞ!もっと強いかと思ったんだがな。”血気操作 血吸斬(けっきゅうざん)


剣から飛ばされた血飛沫は勢いよくこちらに飛んでくる。

ただの液体ではない。刃物のように尖った鋭利な血なのが分かる。

でも、今までいくつもの遠距離攻撃を見てきたござる。

それと比べれば恐怖心など微塵も感じないでござる。


「語気を強めれば相手がビビると思っているのでござるか。浅い考えでござる。”竜王の時間 中級 桂変撃”」


飛んできた血飛沫を拙者の攻撃で撃ち落とす。

しかし、1滴の血液が拙者の足を掠めた。

この程度なら余裕で耐えられる痛みでござる。


「クククッ!ハッハッハァー!!当たっちまったな。あんだけ大口を叩いておいておきながら大したことないな。」


これだけで大喜びしているのは挑発していると捉えていいのだろうか。

どちらにせよ相手が油断しているこの瞬間に最もタメが短いこの技で不意を衝くでござる。


「これぐらいの攻撃で大袈裟でござるな。痛くも痒くもないでござるよ。”初級 歩功”」


言葉を発するわけでもなくただ不敵な笑みを浮かべているのが見える。

何か仕掛けてくるかもしれないので細心の注意が必要でござるな。


グラッ


急に足に力が入らなくなる。

そのまま重心が偏ってしまい膝をついてしまう。

さっき攻撃が当たった方の足を見ると蛭のような形をした血が少しずつ膨れ上がってきている。


「俺の攻撃は1滴でも当たれば大量の血を吸われて貧血を起こす。そして、その血は俺に還元されて力へと変わる。遠距離の攻撃が少ないお前にとっては俺は天敵ということだな。」


とりあえずこれ以上血を吸われたらまずいでござる。

付いた血を剥がすとそこから血がダラダラと出てくる。

持っていたハンカチで傷口を止血したのでこれで当分は大丈夫でござる。


「どうやら油断していたのは拙者の方だったでござるな。しかし、もう一瞬の隙も与えないでござる。ここで倒せなかったこと後悔した方がいいでござるよ。」

「ござるござるうるせー。お前が負けていることには何も変わらないの。それ本気出したところでお前が技は把握済みだ。」

「それはいつの拙者のことでござるか。常に拙者は進化している漢。過去の拙者と戦っているつもりなら負けるのは絶対でござる。」


夢衣殿が拙者達を頼ってくれた時は本当に嬉しかったでござる。

拙者は空気が読めないが故に友達はあまり多くない。

だけどそれは昔の話でござる。

今は友の為。今まで通りの日常を送る為。


「参る。」


今見たのは遠距離から飛ばす血と剣に纏わせる血の2種類。

剣に纏わせる方は互角と言って問題はないでござるが問題はもう1つの方。

拙者は近距離に特化しているので距離を取られると辛いでござるな。

しかし、時間を掛けなければまともな技を使えない。


「迷っているならこっちから攻撃させてもらうぜ!”血気操作 血吸斬”」

「その技は確かに強いでござるが2度も3度も同じ技にやられるわけにはいかないでござる。”中級 金の番人”」


今度は1滴たりとも逃すことがないように防御に集中する。


このまま相手に主導権を握られたままでいるのはこちらが不利になるだけ。

こちらから攻撃するしかないでござるな。


「”王馬一刀流 七天抜刀”」

「”血気操作 血気紅剣” 何度も同じ技を使っても俺には勝てないぜ。それに剣の勝負は互角ってことを学ばなかったのか。」


技が少ないのは拙者も分かっているでござる。

それに自分の唯一の長所である剣術も互角の勝負で最後には上手く誤魔化されてしまうでござる。


また7連撃を受けられてしまう。

このまま続ければ相手にダメージを蓄積できるだろうか。

そんな、分かりもしない未来を想定してる暇はないでござる。


1歩後退した地巻は恐らくもう1度遠距離攻撃をしてくるだろう。


「これで終わりにしてやるよ偽侍。”血気操作 血に飢えた蝙蝠(ちにうえたこうもり)”」


蝙蝠の形をした血の塊が少しずつ作られていく。

この大技で隙が生まれたのを見逃すことができない。


「この時を待ってたでござる。」

「確かにこの技は時間が掛かるがその距離なら大した技がないだろ。」

「”竜王の時間 上級 成鳴剛風”」


完成した蝙蝠と拙者の技がぶつかり合う。

その衝撃で飛び散る血の雨を浴びてしまう。


「アハハハ!血で何も見えないな。こんだけ浴びれば終わりだな。」


相手は拙者のことが見えていない。

だからこそ攻撃の瞬間。


「”竜王の時間 特別級 チェックメイト”」


奥の手っていうのは残しておくものでござる。

歩殿から錬成してもらった拳銃から放つかなり溜めた一撃。

この拳銃を悟られないように戦うのは苦労したでござる。


ズガァーーーン!!!


「ガハッ。け、拳銃を隠し持ってやがったのかよ。お前武士としてのプライドはないのかよ。」


広範囲の波動砲に油断が重なり正面から喰らってしまう地巻。


「何を言っているでござるか。織田信長だって銃を使うように命令したでござるよ。武士は武器にこだわるんじゃない。勝つことにこだわる。それが拙者の知ってる武士道でござる。」

「ご都合主義、、、な武士道じゃ、ない、、かよ。だけど、俺はまだ動けるぞ。」

「最後の言葉はそれでいいでござるか。」


ザシュッ


動くのもままならない地巻の首を刈り取る。


「拙者はよくやったでござる。よくやった。でも、捨身の攻撃過ぎたみたいでござるな。ここで拙者も敗退。後は任せたでござるよ2人とも。」


ギリギリの勝利に喜びながら後のことは2人に任せることにした。

歩殿と夢衣殿が負けることの方が想像できないでござるな。


安心して倒れ込む。


ご覧いただきありがとうございました!

次回は、明日投稿予定です。

宜しければブックマーク、いいねお願いいたします。


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