第049話 三つ巴の練習
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今日から3日間は訓練に移ることにした。
流石に何もしないで勝てるほど楽というわけでもないようだからな。
夢衣が言うには1番気をつけないといけないのは長女らしい。
長女は、この家で1番強く頭の回転も早いらしく今まで誰も逆らえなかったようだ。
他の姉妹の情報なども聞きながら、まずは軽く走ることになった。
「体づくりならピッタリの部屋があるから案内するよぉー。」
「拙者はどこに連れて行かれても驚かないでござるよ。」
夢衣に連れられてきたのは、ジムのような設備がされている部屋。
ここまでの機材が揃えられているところを見ると相当こだわっているのが伝わってくるな。
「家の中にジムがあるでござるよ。」
「結局驚いてるじゃないかよ。」
こんなやりとりをしながら、各々好きなトレーニングをすることになった。
俺は筋肉ムキムキになる予定はないので持久力をつけるためにランニングマシーンを選ぶ。
これが無難で使い方も難しくないだろうからな。
まずは、ゆっくりとしたペースで慣らしはじめる。
これくらいなら以前のやっていた山走りと比べてどうということはないので、少しずつペースをあげていく。
こうやって休憩を挟みながら続けていたが、そろそろ次の段階に移ろうと思う。
「よし、体も温まったころだし実際に戦ってみるか。」
「そうでござるな。拙者も満足がいくぐらいトレーニングできたでござるよ。」
「じゃあ、次は庭に行こうかぁー。」
この間、俺が1人で訓練した時に使った場所に案内された。
あれが秘密だったというわけではないが、こっそり訓練していたと知られると恥ずかしいので何も言わないでおこう。
さっそく何をするか決めようと話し合っていると夢衣が何か思いついたようだ。
「決闘は1対1じゃなくて6チーム一気に戦うことになるから、複数の敵を相手にする練習をしようよぉー。」
「つまり、拙者達3人で三つ巴の戦いということでござるな。」
「確かにお互いの戦い方を改めて認識する良い機会にもなるだろうからいいんじゃないか。」
夢衣のナイスな提案で時間を無駄にすることなく決まった。
3人である程度距離を取り、良い感じだろうと判断した段階で夢衣の合図で開始される。
期末試験期間中に、夢衣とは戦ったことがあるが銀丸と戦うのは地味にここが初めてかもしれないな。
まずは、この3人で戦うとしたら夢衣よりも銀丸を先に攻撃するべきだろう。
夢衣は食べるだけで発動するので時間もそこまで掛からずに発動してしまうので邪魔にいけないが、銀丸は違う。
もちろん、すぐ溜めて攻撃する技もあるようだがそこまでの脅威はないので銀丸には特に時間を与えないほうが良いだろう。
「悪いがお前から倒させてもらうぞ銀丸。”錬金術師 元素錬成”」
武器として錬成していた拳銃を構えて攻撃をしようとした瞬間、
「2人だけで盛り上がるなんてずるいよぉー。”魔法のお菓子 ポテチ”」
ここで銀丸に攻撃するのを予想していたらしく夢衣がその隙を狙って攻撃の仕掛けてくる。
攻撃か避けるのか2択しかないのであれば、ここは避ける選択肢しかないだろうな。
俺は攻撃を中断して、なんとか体を動かして夢衣の攻撃を避ける。
「おしかったのにぃー。動いたらダメだよぉー。」
「それならば、夢衣殿も動かないで欲しいでござるな。」
今度は銀丸がフリーになりすぎたようで技の発動を許してしまう。
しかも、この攻撃は夢衣と俺の両方を狙った計算高い攻撃。
銀丸は試合になった途端に集中力が増して賢さも増える仕組みにでもなっているのだろうか。
「”竜王の時間 中級 銀の風” 拙者の一撃は重いでござるよ。」
「”錬金術師 知識の錬成”」
「わわぁー!”魔法のお菓子 ビスケット”」
俺は盾の錬成で攻撃を受け流す。
衝撃は受け流すことはできてたが体勢を大きく崩してしまう。
夢衣もなんとか技の発動が間に合っている。
夢衣の方は攻撃はしっかり受け切れて体勢も崩していない。
1度似たような技を見た時は、防げていなかったので進化しているということだろうか。
俺はすぐに体勢を整えて拳銃を2丁に変えて両方同時に狙ってみることにした。
「”錬金術師 元素錬成”」
今度はしっかり撃つことまで出来た。
しかし、2人同時に安全な位置から狙うことができるということが2人のヘイトを買ってしまったらしく、2人とも俺の方を倒すのが優先事項という結論になったらしい。
「おいおいおい!一気に2人できたら対処できないだろ!」
「厄介なのから倒しておくのが鉄則だよぉー。”魔法のお菓子 キャンディ”」
「歩殿の攻撃は遠距離主体だから潰しておくでござる。”魔王の時間 初級 歩功”」
こう慣れば試してみるしかないだろ。
「喰らってみるか?俺の隠し玉”錬金術師 元素錬成”」
二丁拳銃をその場に捨てて技に集中する。
二重元素錬成も融合爆発も制限があるなら、元素錬成しか頼れるところがない。
なら、そこで工夫していけばいい。
ブォオオオーン!!!
俺と2人の間を隔てるようにして生まれる突風が2人の接近を許さない。
「天気は晴れときどき暴風。容赦ない風にご注意ください。」
風は勢いを増して2人の方に遅いかかる。
速さを上げる技を使っていた夢衣はその場から逃げることに成功したが、逃げ遅れる銀丸。
少し掠ってしまう。
腕からは刃物で切られたような切り傷ができている。
耐えられるだろうが、攻撃を与えたことには変わりはないだろう。
ここでもう1度俺の方に狙いを定めるかと思った2人だったが、夢衣はダメージを負った人から先に倒し切る方がいいと判断したのか銀丸に狙いを変える。
俺的にも人数が減った方が戦いやすいが素早い動きで接近してくる夢衣が残ると面倒なので銀丸の手助けに入る。
「”魔法のお菓子 マカロンフィーバー”」
ってここで大技をぶつけてくるのかよ。
俺も同じくらいの技で対応しなければいけない。
「”二重元素錬成”」
風と火の錬成。
この2つが合わさると風によって火の勢いが増して広範囲に高威力を与えることができる。
直接当たるわけにもいかない夢衣がその俊敏さを活かして避けていく。
あと少しで俺のところに届きそうになるが、
「”竜王の時間 上級 飛翔一撃”」
横からの銀丸の攻撃を喰らってしまいリバイブが起動。
あとは隙ができた銀丸に二重元素錬成をコントロールしてぶつけてやって練習を終えた。
反省すべき点はあったかもしれないがよく動けていたので3人で話し合って、5時間待つことにした。
3時間して運動や話し合いも終わったので休憩してから再度集合することになった。
俺は疲れたので軽く食事を済ませて部屋に戻ってゆっくりすることにした。
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次回は、明日投稿予定です。
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