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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
1章 巡り合う1学期編
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第039話 代償の勝利

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

「こっちは蛍。じゃなくて日朝がデタラメだったことくらいしか成果はなかったぞ。そっちはどうだった白太、小鳥。」

「こちらも林道の観察してたけどこれと言って得られるものは何もなかったよ。相手の檻の方まで行ったんだけど、座りこんで1歩も動いてなかったんだよね。余裕なのか反逆者なのか分からないけど、動かないなら戦力に数えなくていいかもね。」

「一応警戒しておくことに越したことはないからな。監視用の小型カメラを設置しておいた。」


俺が作っておいたカメラで檻前の状況は把握できる。

映像を確認すると本当に動くきないのかよ。

こっちとしては有り難いことだ、何せ4対3で人数的には有利を取れている。


「次も動く時はツーマンセルで移動。ただ、林道が檻前にいる今3人を分断させることが最大の目標だ。」

「今回も私の能力で分断させる。でも、日朝の能力だけは防ぎ切るにはかなりの集中力を使うからそこをどうするかが問題だ。」


俺も結鈴の能力なら防ぎ切ることができるかと思ったが互角、いやあちらが攻め手な分不利だったとも捉えることができる。


「時間も勿体ないから行くぞ。1回戦も上手くいったんだから、この勢いを失うなよ!」


この後、最初と同じペアで移動を開始する。

1回戦は小鳥とのペアだったが、危ない場面になってしまったので変更されってしまったのだ。


ショッピングモールの2階まで着くと足音が聞こえる。足音は1つ。まさか、林道が動きだしたのか。


「よう、歩。最初にお前に出会ってラッキーだ。俺が相手をしようと思ってたところだ。でも、他に3人もいるのこれだと苦労しそうだ。林道ーー頼んだぞーーー!」


大きな声を出した蛍。

ここに林道が来たのかと思った瞬間、現れた木々が俺とチームのメンバーを分断する。


「大丈夫か!歩、この木全然壊れないぞ!」

「こっちはやばいかもしれない。”錬金術師 元素錬成”」


燃やすために火の玉をぶつける。

けど、全く燃える気配の無い木。これが林道の能力。

弱点が効かない能力があるのかよ。


「こっちのことは後でいい、時間は稼ぐから気海と的場を捕まえろ。それでこっちが有利だ。」


3人がこの場を離れたであろうということを確認すると前を振り向く。


「俺としても歩とタイマンで戦いたかったんだよ。熱くなってきたなこの展開!」

「これは試験だぞ。私情を挟むべきじゃない。けど、俺もお前にはいつか勝たないといけないと思っていた。」


ここで相手の一瞬の動きを見逃せない。

2人で言葉を発することもなく、構えた体勢から動かない。


仕掛けたのは俺から。

時間を稼ぐためとは言え、本音を言えば他の仲間と合流したいからな。


「”錬金術師 知識の錬成”」


拳銃を錬成して発砲する。これは意味がないことぐらいわかっているが、”元素錬成”を連発すると気絶してしまう可能性を上げることになるしな。


「”原初の火焔 炎防楼(えんぼうろう)”」


発砲したが謎の桜によって全て溶けている弾丸。

それも想定の範囲内。近付いて接近戦を挑む。


「意外だなお前の方から接近戦を挑んでくるなんて!苦手分野であえての攻撃。でも、それも来る可能性を考えていたぜ。」

「こっちも最近練習しているからな。学んだことは見せたくなる年頃でな。」


素直に近接戦闘なんてするかよ。


「”錬金術師 血の代償”」


烏の錬成。これが1番早く錬成できる”血の代償”。

これで目眩しぐらいにはなるといいが。

生き物にした理由は、蛍の人間性だ。こいつは心が優しすぎる。だから生き物は殺せない。


シュルルルッ!バチーーン!


木の枝だと林道か!

木の枝が動き出して烏の群れを貫く。


「あいつには借りができたみたいだな。”原初の火焔 狐火”」

「ここからは全力で出していくしかないようだ。”錬金術師 代償の錬成”」


これだけであいつの技がどういかなるわけではないが、最前の手は向かい打つことじゃない。

空砲のバズーカを撃つ。

この衝撃のおかげで一瞬でかなりの距離を移動できる。


俺がいたところを見ると本当に確保する気があるのだろうか。リバイブ発動してても死ぬぞ。

林道の能力もさすがに耐え切れなかったようで燃えている。

逃げることも可能かもしれないが、それだと蛍を自由にさせてしまい厄介だ。


「逃げなくていいのか。」

「バカ言え、お前を置いてはいけねーだろうが。」

「そういうのは、味方を助ける時にいうセリフだぜ。」


こいつの強さは俺がよく知っている。だからこそ俺がここで止める。


「お前を止める方法は何も1つじゃない。”錬金術師 元素錬成”」

「おいおいそれで俺が止められるわけないじゃないかよ。」


軽く避ける蛍だったが、俺の狙いはそれよりも後ろモールの柱だ。

代償の錬成で何個も壊してきた柱。

この柱を折ればあとは一部の床が崩れていく。


「地獄には一生にいこうぜ!」

「毎回お前には驚かされてばかりだぜ。」


◇◆◇


[試合終了 勝者 第16チーム]


俺が聞かされたのは試合が終わってからのことだった。

試合の結果はなんとか俺達の勝利。

ptも200と上出来な方だろう。


俺と蛍の対決は両者リバイブが発動してしまい俺達チームは–100pt。蛍のチームは俺の自爆ということで減少はないとのことだ。

これが上手くいったのもたまたまで合って、次同じ場面になれば勝てるかどうかも怪しい。

ただ、氷室と違って蛍は能力を使いこなしていない。持て余しているような印象を受ける。

それでもあれだけの力を持っているのだから覚醒なんてした日に氷室とも互角以上のポテンシャルがあるな。


3人の方はなんとか作戦通りに気海、的場の捕獲に成功。残りは林道の方だったのだけど、フラフラっと現れて降参の意思表示をしたらしい。

反逆者なのかどうかわからないが試験中もやる気があるようには見えなかった。

この女については調べておく必要があるな。


その後、チームの仲間には時間を稼ぐといったがまさかマイナスを発生させてしまうとはと小言を言われたが、蛍を自由にさせず相打ちにまでもっていったのだからよくやったとも言われた。

明日も試験が残っているので早く帰ってうまいもんでも食って短い時間の休息を取ろう。


「おい、歩。まさかショッピングモールの通路を破壊するとは思わなかったぞ。俺の負けだな。」

「何言ってんだよ、お前の能力止めるのが精一杯だ。止められてたとは言えないか。ただ、次はこれよりも俺と戦うのは苦労するぞ。」

「あはは!本当にそうなるから恐ろしいよお前は。待ってるぜ再戦の時を。」


そういって手を振りながら帰る蛍。

願うことなら2度と再戦したくないぜ。

俺も寮を目指して歩き出した。


チーム4


クラス・フォース  気海 遊(きかい あそぶ)

クラス・サード   的場 一治(まとば いちじ)

クラス・セカンド  日朝 蛍(ひあさ けい)

クラス・ファースト 林道 緑花(りんどう りょっか)


最終獲得pt 400pt

反逆者有無 有(日朝 蛍)

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