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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
1章 巡り合う1学期編
35/123

第034話 いつだって全力で

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

食堂で美味しい食事も取れたし大満足だ。

これから動かないといけないのが億劫になるほどである。


こちらから誘っておいて遅刻するのは失礼なので、少し早いが移動しておくことにした。

こちらのチームの方が早く着いたので予定通り合流を待つことにした。

相手が誰なのか少し気になってしまう自分がいて、この学園に染まりつつあることを知った。


「小鳥ちゃんお待たせぇー!練習試合セッティングしてくれてありがとぉー!」


どうやら大柏もいるらしい。

というより、来ると思っていた増本がいないということは連絡したのは大柏ということか。


「小鳥、呼んだのって大柏だったのか?てっきり、増本に頼んだと思ってたんだけどな。」

「そうなんですよ。最近、夢衣ちゃんとも共通の話題ができて仲良くさせて貰ってるんです!」


ドヤ顔なのはいいけど、なんで大柏の方向いてやってんだよ。

大柏もどんだけ驚いた顔してるんだよ。


「今、小鳥のこと名前で呼んでたように聞こえたけどぉー?王馬君とか私は名字なのに小鳥だけぇー?」

「チームで仲を深めるためにチーム内は名前で呼び合うように決めたんだよ。それに、大柏だって俺と王馬のこと名字で呼んでるからお互い様だろ。」

「これからは私達も名前で呼び合うべきだよぉー歩君。」


こいつそんなことにこだわるようなやつじゃないと思っていたのだけれどな。

2人を名前で呼ぶのは抵抗はないが、今度王馬と会った時にふといってみても面白そうだ。


「夢衣がそっちの方が良いっていうなら、それでもいいか。」


名前を呼んだ瞬間満足な顔になったのでなによりだ。

その後、自己紹介を簡単に終わらせて試合を始めることになった。

大柏の他に、クラス・サードの土井 清一郎(どい せいいちろう)、セカンドの高鋭 紗枝(たかえい さえ)、クラス・ファーストの物部もののべ 華絵かえという生徒がいるらしい。

土井とは中間試験の時に交戦しているので少しは能力のことも知っているが後の生徒が未知数なので慎重になりたいものだ。


「それじゃあ、期末試験のルールに則って試合をやっていこうよ。ここの第2訓練場を押さえておける時間も短かったからできても1戦だろうけどね。」


そっちのチームは高鋭が仕切っているクラス・セカンドの人達はリーダーシップのあるやつが多いのか?


「それじゃあ、10分後に合図が鳴るからそこから始めるよ。フィールドはホログラムのショッピングモールでいいよね。」


ここで両チームが分かれて位置につく。

開始の合図が長く感じてもどかしい。


[オリジナルルールモード 開始]


「やべっ、作戦何も考えてなにのに始まちまったみたいだ。とりあえず、俺の作戦から試していかないか。」

「何言ってるのよ、ここは公平にジャンケンして決めるに決まってるじゃない。」


「「「「ジャーンケーーン、ぽんっ!」」」」


俺が勝ってしまったので1人捕獲したらその作戦の動きになることにした。


「それじゃ、俺達も移動するか。作戦はこの間説明した通りだから問題はないな。これは俺からの提案なんだが最初はやっぱりクラス・フォースの大柏を狙うべきだと思うぜ。確かにクラスだけで実力を判断すべきじゃないのは理解しているが、大柏は情報によると長期戦が苦手だ。集団戦においてそれはかなりの弱点になると思うぜ。」

「確かに白太の言う通りだな。同じクラスメイトとしては夢衣の能力は厄介だけど、集団戦には不向きだ。それに後半に能力を温存されたら困るからな。」


これでフォーカスする生徒も決まったので、まずは相手の陣地を目指して動かないエスカレーターを使って上がっていく。


建物としては5階あるうちの最上階の端が敵陣営をなっている。

俺達は一旦3階まで上がったので、敵が来るのを待つことにした。

奇襲の方が曲がり角の多いショッピングモールでは有利だろうからな。


すると、そこに人影が通ったのを感じた。


「あんなに最初から1人で無防備に行動している人がいますかね。あれは罠だったりするんでしょうか。」


小鳥の意見が正しい。これは明らかな罠だろうが、罠だとしてもバレバレで単純なものをするだろうか。


「とりあえず先陣を切って俺が様子を見てくる。もし、何かあったら結界で援護してくれ。」


ここは俺が適任だろうからな。小細工同士の対決なら負けないぞ。


「”錬金術師 知識の錬成”」


角に曲がったのは見えた。

俺の声に反応してこちら側に意識が向いていれば、角に投げたフラッシュバンを見ているはずだ。


「今だ!相手が怯んでるすきに無力化するぞ。」


俺が角を曲がった瞬間そこにあったのは土の壁だった。囮は土井だったのか。

この壁に穴開ければいいだけの話しだろう。


「霧道、中間試験の借りは返させてもらうぜ!”造られた泥塊 土壁迷宮(マッドラビリンス)”」


俺達チームを分断するようなに土壁が設置されている。何個か壁を壊してみたが、壊すのに時間が意外と掛かるし壊してもどこに繋がっているのか分からない。

しかし、それは相手も同じはず。それなら何か印のようなものがあってもおかしくない。


その前に俺の前に現れたコイツをどうにかしないといけないな。


「直接対決するってのは初めてじゃないか夢衣。」

「そうだねぇー歩君。安心してよ友達だからって手を抜くなんてしないからぁー。この学園の生徒はいつだって全力。そうでしょー。」


答えは返さない。

そんなこと当たり前に決まっているからだ。


「悪いがお菓子を食べる暇を与えない。”錬金術師 血の代償”」


普段は使いたくないが今はそんなこと言ってられない。

ここは烏を使って時間を稼ぐ。


「むぅーが能力に頼ってたのは事実だけどぉー。いろいろな経験を経て進化したよぉー。」


能力もなしに俊敏に動く。

烏は一瞬で倒されてる。ここまで成長していたのは誤算だった。


しかし、このまま接近を許されるわけにはいかない。


「狭い通路なら俺の方が有利なんだぜ。”錬金術師 元素錬成”」

「火でこの通路を埋め尽くそうって感じかなぁー。それなら、”魔法のお菓子 ビスケット”」


バシャーン


通路を埋めつくのは火じゃなくて水。それも大量の。

これでお菓子を食べられる状況じゃないし、この土壁も次第に溶けて消えていくだろう。


耐えきれなくなった壁が一気に崩壊していく。

チームの仲間も分断されタイマンの勝負を仕掛けられていたらしい。

相手は個々の勝負が強いようだ。

一旦俺達は1箇所に集まり連携を取りやすくする。


「どうなってる歩。いきなり壁が壊れたぞ。何がともあれこれで4人集合だな。いくぞ!」


ここからは俺達のターンだ!






データベース


名前:土井 清一郎(どい せいいちろう)

年齢:16歳 10/1生まれ

趣味:砂アート、カーレース観賞


能力:造られた泥塊(クリエイトマッド)


効果:土や砂を自分の意思で操ることができたり、生成したりすることができる。作ったものの強度は鉄のように硬く簡単には壊せない。元からあるものを使うと効果が上がる。


備考:中間試験で霧道のリングを奪おうとした生徒。自分の戦いやすいフィールドを用意するのが彼の戦い方で、サポートから攻撃までオールマイティーな戦闘が可能。ちなみに、小さい頃に砂で作った城でなんかしらの賞をもらったことがある。

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