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怠惰な俺が最強になる証明  作者: 風野唄
3章 争い合う2学期編
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第097話 集合せよ五つの希望

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

よければ、評価とブクマ等していただければ幸いです。

「これから数学の時間だ。いくら普通教科だからってくれぐれも寝ないように分かったか。」


寝ないようにと言っても退屈なので寝てしまう。

特に数学は眠たさが他の教科と比べて尋常ではない。


何か面白いことが起こらないかと思いながらボーっとして授業を聞いている。

テスト前に焦って勉強しても普通教科は出題される範囲が少ないの問題はないのだ。


「えーと、ここの問題を。」


そう言って誰を指名しようか迷っている様子の倉谷先生。

俺と目が合った瞬間に口が開く。

終わった。これは俺が当てられてしまうやつか。


ウウゥゥーーーーウウゥゥーーーー


突如として鳴り出したサイレンの音。

クラスの何人かは不安を掻き立てるようなサイレンの音でパニックになっている。

静かにしてくれないと外の状況が確認できない。


『ただいま学園内の敷地に何者かが侵入した模様。そして、学園の方に接近している。こちらで対処をするので、生徒は大人しく待機するように。先生方は各クラスの護衛にあたるようお願いします。それと、1年クラス・フォースの 霧道 歩 は生徒会室へ来るように。』


副生徒会長の声で状況を知らせる校内放送が聞こえてくる。

何者か、と濁して表現はしているものの明らかにアイツらのどちらかが、この日中に仕掛けてきたに違いない。

だから、当事者である俺も生徒会室へ呼ばれたのだろう。


急いで俺は生徒会室の方へ向かう。

急用なのでノックをすることなく飛ぶこむようにして入りこんだ。

そこには副生徒会長を含め4人の生徒が席に座っていた。


「ホンマにこの1年坊主来よった、森野本当にええんかコイツで。」

「そんなに意地悪言うなよ。可哀想じゃないか。それにこの子当事者なんでしょ副生徒会長。」

「ほら、半崎さんが驚かすからビビってしまってますよ。ほらこちらにどうぞ。」


俺は呼ばれた席にとりあえず座る。

本当ならここに座っている時間も惜しいくらいだが、先輩方の圧に負ける。

恐らくこの人達は。


「敵の人数は20名。5部隊に分かれてこちらに接近している。対処の方を私達、五つの希望(ファイブホープ )が担当することになったが、本日は生徒会長である向口がいない。彼に判断を委ねたところ君が適任だと言うことだ。」


向口先輩からの指名だったのか。

俺が関わっているなら何か少しでも情報が得れるかもしれないという配慮なのかもしれない。

無線機を渡しておくから状況を逐一報告するようにと言われた。


会話をしている時間もないので俺はすぐに現場に急ぐ。

敵を少しでも校舎に近づける訳にはいかないからな。


走っているとすぐに怪しい人影が4つ。

情報通り4人1部隊で行動していたようだ。


「こちら霧道。接敵しました。戦闘に入ります。」

『こちらはすでに戦闘に入っている。くれぐれも無理はしないように。』


もう五つの希望を戦闘しているようだ。


「おい。お前ら何してるここは学園内だ。関係者以外の出入りは禁止されているはずだぞ。」

「我々、平等振興会にとってここが学園内かどうかは些細なことです。それより貴方が霧道歩さんですね。」

「そうだったらどうする力づくで連れ去ってみるか。」

「こちら、対象者発見。そちらは速やかに撤退するように。おい。おい!聞こえているのか!」


相手はなにやら予想外のことが起こっているらしい。

こちらとしてはそれにかまっている暇はないので一気にいかせてもらう。


『おい坊主。こっちは終わってんだよ。遅過ぎだ。」

『はいはい。半崎は4番目でしょ。そんなにイキってたら後輩に嫌われちゃうよ。』


どうやら他の人はもう戦闘が終わっているらしい。

ここに着くまでに3分。ここに来てからたったの1分しか経っていない。

相手も戦闘に関しては普段から経験を積んでいるであろうと言うのに、この実力の差。

これが学園最強を名乗る5つの希望か。


「どうやら先輩方を待たせる訳にはいかないみたいだ。俺も一瞬で方を付ける。」

「俺達、平等振興会の邪魔をするな。”自我無き魔術師(エゴレスソーサラー) ビッグファイヤ”」


大きな火の塊が目の前に作り出される。

昔ならこれぐらいでも驚いてたかもしないが、今は俺にでも簡単に出来てしまう。


「”錬金術師 半解放”」


一瞬で終わらせるこんなくだらないことを。

俺だけでなく学園の生徒まで巻き込まないで欲しい。


「”錬金術師 融合爆発・改”」


全員を巻き込むようにして爆発が広がっていく。

なぜか敵は抵抗することなくやられた。

何が目的だったのか。それが俺には分からない。


「お前らの目的はなんだ。」


ダガーを相手の目の前に突きつけて尋問を開始する。

しかし、黙り込んで何も答えない。


「チャンスはこれで最後だ。お前らの目的はなんだ。」

「この世界に真の平等を。死は救いである。」

「まさか。やめろ!」


そして、4人とも目の前で口に忍ばせていたであろう毒薬を飲んで自害していった。

これだけ学園を騒がせて、迷惑をかけて自分は簡単に罪から逃げるだと。

それがそっちのやり方なのかよ。

なおさら俺が止めなくちゃな。


それに気になることはもう1つ。

リーダー格であろう人間が使ったいた能力。

あれに似たものを知っている。何か関係があるのか。

まさか、来井も仲間なのか。


俺は考えることが多かったが報告のため生徒会室へ戻った。


「戻りました。」

「もっと時間がかかるかと思ったが意外と早く戻ってきたのですね。」

「俺が1年の頃でも秒で倒せてるぜあんな奴ら。」

「報告があった点をまとめていく。」


・敵は自分達が平等振興会だとハッキリと発言していた。

・敵の目的は不明。自白させる前に20人全員の自害を確認。

・使用していた能力に共通点がある。


「僕が能力使って考えるから待っててよ。”天才のお遊び(てんさいのおあそび) 超論理(ちょうろんり)”」


これが五つの希望の1人の能力。

頭脳を極限まで高めて、人間の領域を超えた知能をもつ能力か。

この人の名前は確か、才園 天智(さいえん てんじ)だったはず。

他の2人も1度だけ聞いたことがある。

怒りっぽい男子生徒が、半崎 撃也(はんざき げきや)。寛容的な女子生徒が、奥木 光(おくぎ ひかる)

今後のためにもしっかり覚えておこう。


「なるほどね。まず、目的は簡単なことさ。僕達の実力を知るため。この学園の最強と呼ばれる僕らを抑えれば他の生徒も倒せると考えたのかもね。もう1つの能力に関しては、人工的に作られた能力だね。確か過去の事件の資料にもその人工能力を使った事件が多発していたと書かれていたしね。」


人工的に作られた能力が存在するのか。

元は来井には能力などなかったということなのか。

人を恨み憎む理由がきっとそのどこかにあるはずだな。

それよりも来井が敵なのかどうかそれは確かめておくべきか。


「なるほど。霧道君は教室に戻っていい。後始末はこちらでしておこう。何か分かったらこちらから連絡する。」


今日はそのあと普通に教室に戻らされた。

銀丸と夢衣に質問攻めにされたが今度じっくり話すことで解放してもらった。


相手はもしかすると時間がないのかもしれない。

だからこそ時期を中間試験に絞り、この時期から敵の探りを入れているのか。

だとすると、それも早く協力者を探さないといけないな。


ご覧いただきありがとうございました!

次回は、明日投稿予定です。

宜しければブックマーク、いいねお願いいたします。


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