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作者: alumi
掲載日:2019/03/21

いつか歌詞になってくれると信じて書いた文章です。


こんな雨の日だったな。君と出会ったんだ。

傘をさしている私をじとっとした目で見つめてさ。

「入りたいの?」そう聞いた私に君はプイッと知らんぷり。

よおし、それなら、と追いかけたって絶対追いつけるわけないし。やめた。


視線、君から向けられて。

なんでかな?私こんなにドキドキして。

きっと名前もまだない君と、友だちになれたら、なんて。


雨の中、一人飛び出して、びしょ濡れになりたいと思ったんだ。

そうすればきっと一人でも、生きていけるような気がした。



こんな雨の日だったな。君と出会ったんだ。

トボトボ歩いてる私を興味なさそうに見つめてさ。

「またあったね」なんて話しかけちゃってちょっと恥ずかしいや。

今首を傾げたのは”久しぶり”、それとも”誰だっけ?”


雨天、君から飛沫とばされて。

待って!って私笑っちゃって。

家に帰る前になんとか仕返ししてやろう、なんて。


雨の中、一人飛び出して、びしょ濡れになっても良かったんだ。

そうすればあなたはもっと私を見つめてくれる気がした。




こんな雨の日だったな。君を見つけたんだ。

道路の真ん中、こっちを見つめてはくれなかった。

言葉は出なかった。駆け寄った私は君に初めて触れた。

降りしきる雨が手に当たって、冷たくて。


君の姿を茶色で隠して、手を合わせて、さよならを、


雨はもう、止んでいたけれど、びしょ濡れのままだ、私の顔。

そうすればきっと一人でも寂しくないよね、ねえ。

雨の中、一人飛び出して、びしょ濡れになりたいと想ったんだ。

そうすればきっといつまでも、君を忘れない気がした。









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