かめさとが見た夢Part8.1
「奈美ちゃん、しっかりして、奈美ちゃん。」
「あれ...?みんな...。」
「奈美ちゃん!?」
「とりあえず保健室連れていくぞ。」
「リーダー、奈美ちゃん発見しました!」
「奈美ちゃん、大丈夫?」
「さっきちょっと目を覚ましたんで大丈夫っす。」
「これから保健室に連れていきます。」
「任せた。」
「お前ら続きいくぞ!」
「はい!」
数分後...
「奈美ちゃん見つかったのに俺は何してるんだ?」
「やめだやめだ、こんなの付き合ってられっか。」
リーダーが保健室に向かうと
「男達はどうした?」
「並木先輩を探してます。」
「奈美ちゃんは大丈夫なんだろうな?」
「ええ、大丈夫よ。」
「先生、ご迷惑おかけします。」
「大丈夫よ。」
「並木くん、とうとうやらかしてくれたわね。」
「あいつ、見つけたらとっちめてやる。」
「程々にね。」
「はい。」
男性達が帰ってきた。
並木真也はお昼に食堂で見かけた人がいたらしいが、それ以外本人どころか目撃者すらいなかった。
「あいつ、後輩に任せるなんて、根性なくなったか?」
「奈美ちゃん、目覚ましたよ。」
「奈美ちゃん、大丈夫か?」
「はい。」
「しばらく安静にしてたら帰れるから。」
数分後、奈美ちゃんも元気になり、帰ることになった。