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かめさとが見た夢  作者: かめさと
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かめさとが見た夢Part5

俺は家族で家にいた時の事だった。


「どうするの!」


「休日ぐらい自由にさせてよ!」


そう言うと2階のベランダに出た。


ベランダには階段が付いており、目の前には自分が通っている高校と横にコンビニがある。


俺は階段を降りるとコンビニに寄った。


すると・・・


「お!K君じゃん。」


「なにしてんの?」


「ちょっとコンビニ寄ってから学校。」


「俺も、一緒じゃん。」


今日は休日、でも学校は部活などで空いている。


「今日、テニスの練習あるんだけどさ」


「相手居ないし、手伝ってくんない?」


「いいよ。」


「サンキュー。」


俺はK君と学校のテニスコートに向かった。


「部長、おはようございます。」


「おはようってもう昼じゃない!」


「寝すぎじゃないの?」


「まあ、今日の練習は各自自由だからいいけど。」


「すいません。」


「来ただけ褒めるわ。」


「アザース。」


K君とテニスをした。


「あっごめん飛ばしすぎた。」


「久しぶりでなまってんな。」


「ボール取ってくる。」


隣のプールにボールが落ちたので拾いに行く。


「うわー届かねー。」


「プール入んなきゃじゃん。」


靴と靴下を脱いでプールに入る。


夏なのでプールが気持ちよかった。


「痛っ!!」


「そういえば今日、プールに貝を沈めとくって言ってたな。」


「部活で使うんだっけ?」


「覚えてねえや。」


ボールを拾いプールサイドに戻る。


「足切れてるし。」


「これぐらい平気だけど。」


靴下と靴を履いて、テニスコートに戻った。


その後も何度もボールをプールに飛ばしてしまい、その度にプールに入り、貝で足を怪我しながらボールを拾っていた。


「K君、ばんそうこう取りに家に帰るからちょっと待ってて。」


「分かった。」


家に帰った俺はリビングに居たお母さんに事情を話した。


「今、学校に行ってたんだけど」


「貝で足切った。」


「貝?足切った?」


「ほれ。」


「暗くて見えないよ。」


「じゃあ、見なくていいよ。」


「友達待たせてるし。」


「そう言えば、ばんそうこう新しく買ったんだっけ?」


「聞いてねえし。」


そこで目が覚めた


俺の家に2階とベランダはあるが階段はない。


近くに学校とコンビニはあるが、目の前は住宅。


最近散歩した時にコンビニに寄ったのと学校の横を通ったのと中学生の時にテニス部だったのでそれが夢に出てきたのだろう。


一見するとただの日常に思えるが


2階のベランダに階段、目の前には学校とコンビニ、高校でテニス部、どれも日常にないことで不思議だった。


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