点滴
ネコさんの点滴は、注射針で首の後ろあたりにいっぺんに入れるようです。
女王陛下は今まで何度も、水が飲めなくなったりご飯が食べれなくなったりして、その度にお医者様で点滴をしてもらってます。
大体原因不明で、点滴くらいしか出来ることがないのです。
首後ろのたるんだ皮膚の下にたっぽりとお水を貯めて、陛下は非常に不愉快そうな顔をします。
お家に帰ってきてからもぶっすー、と不機嫌そうです。
背中のお水は皮膚の下を伝って、いつの間にか腕あたりにたぽたぽ溜まってます。
最初は、えっこれ大丈夫なの!? ってなったけど、毎回そうなのでそういうものみたいです。
ポヨンポヨンになった腕が不愉快なのか、シルエットが崩れてプライドに障るのか、陛下は不貞腐れて寝てしまいます。
まあそもそも元気が底辺の状態でお医者様に行くので、そりゃぐったりと寝るわけですが。
そして、点滴が身体に染み込んでタポタポが無くなる頃、陛下は元気を取り戻します。
本当にもうダメかも、と思うような容態を何度も乗り越え、陛下は今日も元気にポコポコ歩き回ってます。
……さっきちょっと血尿出たけど。




