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ピスティオの独白

幸せになりたいと思っていました。私は幸せを得たと感じたことが、何度かあります。ですが、その幸せにはいつも恐怖や不安が伴ってくるのです。幸せを得たいとは思いますが、何か得ても失う恐怖に怯えるだけです。そう気づいてしまった時点で、いや、そう思ってしまった時点で、私はもう完璧なる幸せを得る事は、今後の人生もう二度とないでしょう。「幸せは得るものではなく望むものである」結局望んでいる時が1番幸せで、いや1番楽でありました。でも、それでは本物の幸せを得ることができない。だから私は未知を知りたい。私の想像超える何かを、知ってみたい。結局今わかっていることで、私は何をやっても幸せになるとは思えません。お金を得ようが、愛人を得ようが、結局何も変わらない。だから未知に賭けたい。もしかして死ねば、想像もできぬような、幸せな世界が待っているかもしれません。私は信じたいのです。私の知らぬ本当の幸せがどこかにあると。

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