圧倒的な実力差
僕が高速でかかった瞬間、ペルソナは目にも止まらぬスピードで僕の首を切った。生首が地面に落ちた。
「あれれ〜こんなものかー」
だけど僕は生首から再生して起き上がった。ペルソナは僕の観察眼でも見抜けない、能力を隠している。
「再生能力か…」
「実に面白い!」
「しかも生首の状態から再生するなんてね!君なかなかやるね」
ペルソナはそう言って拍手してきた。
「お前何者だ。あんなスピード見たことがない。」
「あ、そういえば1つ重要なことを言い忘れたね。私は魔王軍幹部ペルソナだ」
「幹部?」
「ああ、そうさ。私は魔王軍幹部、魔王軍幹部とは魔王直属の3人の幹部のこと言うんだ」
「マジか、それは燃える演出だな」
「そうか、なら続きを始めよう」
「と言いたい所だが」
「さーすがに君と私が戦っても〜100%と私が勝つだろうからな〜」
「君には死なれちゃ困るんだ」
「ということで、引き分けーー!!」
「は?ふざけてるのか?」
「そんなの許すわけないだろ」
このままやられっぱなしっていうのはさすがに嫌だし、何よりこいつは僕の実力を知っている。だから殺さないといけない。
「そうか…なら一回」
「おー昼寝しましょうねー!」
「は?」
僕はその瞬間倒れていた。




