試験
今日は学院に入学する日だ。今は学院に走って向かってる。仲間も100体位いるし、準備は万端。まぁでも僕は実力隠し系のアニメが好きだから、本気出さないけど…まぁそのために仲間もいるしね。まぁ仲間って言っても、モンスターだけど…ていうか実力隠し系のアニメって、早くばれてくれって思うけど、バレたらバレたでなぜか面白くなくなっちゃうんだよね。だから僕はまじで実力出さないといけないって言う時以外は、絶対に出さない。死んでも出さない。そんなこと考えているといつの間にかもうついていた。ここがルナルナ王国か、まあよくある感じだね。ザ、異世界の王国って感じ。そういえば僕が向かうのは魔法学院の中でもかなりのエリートな学院だ。その場で試験があり、筆記試験に実技、筆記試験はともかく実技は余裕だ。そして試験は今からある。試験は学院内でやるらしい。だから急いで向かう。あ、そういえば時を戻す魔法を使ったときに、その代償として髪が白くなった。実に好都合だ、しかも目の色は、右目が緑色、左目が青色に固定してある。最高だ。
試験会場に着いた。なんか強そうな人たちがたくさんいる。ヒロインいないかなぁー。
「皆さん、並んでください」
「この魔法石に手をかざしてください」
これは魔力量を示しているらしい。どうやって偽装しよう?僕頭良くないから、まじでどうしたらいいかわからない。そして順番はもう僕の前の人まで来た。
「はい手をかざしてください」
「わかった」
「え?なんですかこの魔力量⁉︎」
あれ前の人なんか逸材っぽい。そしてよく見たら、赤髪の美少女じゃん。憶測だが多分ツンデレタイプ。
「魔法石が紫色に光ってますよ!紫色に光った人なんて、学園でも数少ないですよ!」
「そうか、それはよかった」
やっぱりなんかそっけないし、ツンデレタイプだな。っていうか次、僕の番じゃん。どうしようかなぁ。あ、そうださっき見て白色に光ってた人いたから、そいつの腕を切り落として持ってこよう。切り落としてすぐなら腕に魔力が流れてるだろ。あ、ちなみに白色は最弱の色だよ。
「はい、次の方、手をかざしてください。」
「はい」
僕はその瞬間高速でそいつの腕をもぎ取った。
「うわぁー!腕が俺の腕がぁ!」
「え⁉︎」
僕は試験管の人がそいつのほうも見た瞬間、手をかざした。
「あ、僕は白みたいです」
「え!あ、うん。わわかった、ちょ君大丈夫?」
よし、いい感じに誤魔化せた。帰ろ、あ、でもその前に、ヒロインちゃんのハートをゲットしておくか。あ、ちなみに僕が高速で動いたせいで、結構の人がどっかへ飛んで行った。




